「月刊にいがた」で『このクルマこのシーン』を担当している、編集部イチのクルマ好き・ヤングです。
私はカーライフのウェブサイト『Car&Life Niigata』を運営していますが、当サイトのコンセプトである「いつまでも、どこまでも楽しく走る」にぴったりのイベントを実施させてもらいました。
5月31日、胎内市のサーキット、スピードパーク新潟で実施した、『BCS(ボッシュ・カー・サービス) レーシングカートイベント』です。
BCSとは、ボッシュの最新技術と診断機を用いて車両を整備してくれるカーショップで、全国に数多くあります。
クルマ好きとして光栄なことに、そのBCSさんのレーシングカートイベントを企画運営させてもらいました。もちろん、安全に楽しく進行するため、走行にまつわるハード面はスピードパーク新潟さんに全面協力していただきました。というわけで、その様子をレポートします。
参加したキッズからうれしいひと言「次はいつやるの?」
今回の『BCS レーシングカートイベント』は、新潟県内のみならず、埼玉県、千葉県、長野県、そして山梨県から、それぞれのショップさんとそのお客さんたちが参加してくれました。
1周約1,000メートルのサーキットを周回するレーシングカート体験をメインに、フォーミュラマシンの試乗体験や新潟県警交通機動隊のデモンストレーション、そして小さなお子さんのいるご家族向けにゴルフカート親子試乗体験を実施しました。
レーシングカート体験は、おもに初心者でも運転しやすい時速40キロ程度のマシンを使用しました。時速40キロといえども侮れません。目線が低いため体感速度は2倍、3倍とも言われます。
操作方法や注意事項は、スピードパーク新潟のスタッフさんが分かりやすく説明してくれました。難しいことはありません。右足がアクセル、左足がブレーキ、遊園地のゴーカートと同じす。
ちなみにレーシングカートを運転する気分を味わいたい方は、下記リンクを見てみてください。カート目線の動画を撮ってみました。
今回は、ショップごとにチームを分けて、日頃ともに働くスタッフさんとお客さんが一緒になって走りました。最初は戸惑っていた人も、周回を重ねるごとにドンドンうまくなっていきました。
午前中にレースを行ない、午後はフリー走行。皆さんとても楽しかったのか、予定を超える希望者が集まりました。もっともうれしかったのは、参加したキッズ(小学校高学年くらいの男の子)から、「次はいつやるの?」と言われたことでした。イベントを実施した者として、これは最高の誉め言葉ですよね。
さらに敷地内の別の場所では、フォーミュラマシンFJ1600の試乗体験を実施しました。使用したのは入門者向けフォーミュラレースで、過去に実際に使用されていたマシンです。
ドコドコ…というエンジン音が響き、迫力満点! 参加者はフォーミュラマシンの狭いコクピットに体を押し込み、パイロンの間を八の字走行して楽しみました。
さすがにクルマ好きな人たちだけあって、臆することなく走っていました。私も体験したかったなぁ。
そして、新潟県警交通機動隊デモンストレーションも貴重な体験でした。これはスピードパーク新潟・中村社長の粋なはからいで実現。オフロードバイクによるデモンストレーションと、安全運転にまつわるお話を聞かせていただきました。
途中、お弁当タイムも挟みつつ、あっという間に6時間におよぶイベントは終了。
レーシングカート体験は、ただ爽快な走りを楽しむだけではなく、さまざまな世代が楽しく競い合うことで、日頃はできない交流やチームの団結力向上につながります。
今回の交流イベントをきっかけに、今後、企業・団体の福利厚生やレクリエーションとして、レーシングカート体験を提供したいと思っています。興味がある方はぜひ、編集部ヤングまでご連絡ください。


