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みんなで考えよう、認知症のこと

  • 情報掲載日:2025.09.08
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

9月は認知症月間・世界アルツハイマー月間です。

超高齢社会が進み、認知症の高齢者数も増え続けています。認知症は、誰もがなり得る身近なもので、自分自身はもちろん、家族や友人など、大切な人が発症する可能性もあります。ひとりひとりがひとごとではなく自分ごととして受け止め、温かく見守るなど、社会全体で支え合うことが大切です。

認知症は、早期に気付き、適切に対応することで、進行を緩やかにできるといわれています。家族の様子が「少し変かもしれない」と感じたときは、ひとりで悩まず、かかりつけ医や地域包括支援センターなどに相談しましょう。

新潟市は、認知症の人が住み慣れた地域で、自分らしい生活を続けられる社会の実現を目指しています。誰もが安心して、希望を持って暮らせるまちを作っていきましょう。

知っていますか?
今どきの認知症のこと

認知症とは

病気や生活習慣など、さまざまな要因によって脳が障がいを受け、認知機能が低下することで、日常生活に支障が出ている状態です。
年齢を重ねると、物忘れがひどくなったと感じることがありますが、加齢による物忘れと認知症は違います(上図)。

誰でもなり得る身近な病気

認知症の高齢者は令和5年時点で全国に約470万人、65歳以上の7~8人にひとりとされています。
また、認知症の前段階とされる軽度認知障がいや、65歳未満で発症する若年性認知症もあります。

早期発見・治療が大切

認知症になっても、できることを続けることと薬などの治療を組み合わせることで、進行が遅くなる場合があります。
物忘れなど少しでも気になる症状がある場合は、かかりつけ医や地域包括支援センター(下表)などに相談してください。

認知症を正しく理解しよう

認知症になったからといって、すべてのことができなくなるわけではありません。経験や体で覚えたことなど、変わらずできることもたくさんあります。

認知症の方が地域で活躍している例として、小学生に稲刈りの仕方や稲わらを使って縄を作る方法を教えるなどがあり、地域での交流の場が広がってきています。

最近は、「自分は認知症かもしれない」と言いやすい社会になってきましたが、さらに周囲の私たちも認知症の理解を深めて、共に暮らす「共生社会」を目指していくことが大切です。

認知症安心ガイドブック

介護サービスや支援などをまとめた冊子です。
区役所健康福祉課などで配布しているほか、新潟市ホームページにも掲載しています。

まちぐるみで学び、つながり、
ともに暮らす

徘徊模擬訓練の取り組み

道に迷ったり、行き先や目的が分からなくなったりした認知症の人を想定して温かい声掛けを行ない、安全に保護する体験型の訓練が自治会・町内会などで実施されています。
皆さんの地域でも取り組んでみませんか。

あなたもなれる
認知症サポーター

認知症について正しく理解し、認知症の人と家族をさりげなく見守り、支える「応援者」です。
特別なことをする必要はなく、できる範囲の支援をします。

認知症サポーター養成講座

サポーターになるには、認知症の症状や、認知症の人との接し方を学ぶ講座の受講が必要です。
受講者にはサポーターの証・オレンジリング(上写真) を渡します。

団体で受講

希望する団体に講師を派遣します。

時間:60~90分
対象:地域・学校・企業など10 人以上の団体 
料金:無料
申し込み:申開催希望日30日前までに、新潟市認知症サポーターキャラバン事業事務局(新潟県介護福祉士会内 tel.025-281-5531)まで

個人で受講

ひとりでも参加可能な講座もあります。 

※日程や場所など、詳しくは新潟市ホームページに掲載

DATA

問い合わせ先
新潟市地域包括ケア推進課
問い合わせ先
電話番号
025-226-1281
リンク
【市報にいがた】 市報にいがた 令和7年9月7日発行 2846号

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