子どもが遊んだり、休んだり、好きなことをして過ごせる「こどもの居場所」。
「こどもの居場所」は、友達や地域の人との関わりなどを通じて、子どもの成長に大きく影響します。

新潟市では、子どもに関する施策を市民にとってより一層分かりやすいものとし、総合的に推進していくための「新潟市こども計画」を令和7年度からスタートさせます。
この計画では、「こども・家庭・地域に笑顔があふれる、こどもと子育てにやさしいまち にいがた」を基本理念としています。

地域や生活環境、各家庭の状況などによって、「こどもの居場所」に求められるものはさまざま。
より多くのニーズに応えるべく、新潟市では社会福祉協議会や民間団体などと協力して、さまざまな形の「こどもの居場所」の実現を支援しています。

新潟市の「こどもの居場所」の取り組みを紹介します。

ゆうやけ こども けやき食堂

2016年にオープンし、新潟市内では歴史の長いこども食堂のひとつです。
おしゃれなログハウスの食堂です。
食事のほかにも、勉強をしたり、ゲームをしたり、みんなでおしゃべりをしたり、自分の好きなことをして過ごせます。
夕食時に家の人が仕事などで不在にする五十嵐中学校区の子どもが利用できます。
利用には事前登録が必要です。

本町お子さまレストラン

子どもたちが食事を作り、家族やスタッフみんなで一緒に食べるこども食堂です。
講師やスタッフから作り方を教えてもらって料理します。
食事の後は、地域の人とものづくりやゲームなどをして過ごします。
参加するには、同レストランLINE アカウントを「友だち登録」して事前に申し込んでください。

好きな場所で好きなことをして
自分らしい時間を過ごそう

児童館・児童センター

児童館・児童センターとは、子どもたちが誰でも自由に遊べる施設です。
プレイルームや図書室、工作室などがあります。
土・日曜や祝日を中心にさまざまなイベントも行なわれています。
設備、遊具などは各施設によって異なります。

新潟市の児童館・児童センターでは「こどもまんなか児童館」という取り組みを進めています。
利用する子どもたち自身が、児童館・児童センターの使い方やルールを考える取り組みです。
子どもが主役の児童館・児童センターづくりを進めています。

子どもが「居たい」場所を目指しています！
岩室地域児童館

ドッジボールや卓球、ゲームをしたり、マンガを読んだり、自分が好きなことをして過ごすことができます。
さまざまなイベントも開催しています。
土・日曜には、西蒲区以外の区や他市の子どもたちもたくさん遊びにやって来ます。

対象は18歳以下です（未就学児は保護者同伴）。

こども食堂

「こども食堂」とは、子どもが無料または低額で食事ができ、ひとりでも安心して行ける食堂です。
地域住民やNPO法人などが運営している場合が多いです。
孤食解消や栄養改善といった食の支援だけでなく、地域の子どもや大人が触れ合い、交流する場にもなっています。
食事のほかにも、勉強をしたり、みんなで遊んだりするなど、さまざまな過ごし方ができる食堂も増えてきています。

こども食堂は新潟市内に
60カ所以上あります

新潟市では2016年に県内初となるこども食堂が開催されてから年々数が増えて、現在では60ヵ所以上の食堂があります。
各食堂の開催日、場所、連絡先など詳しくは新潟市社会福祉協議会ホームページを確認してください。

-

こどもふれあいスクール

「こどもふれあいスクール」とは、小学校の放課後や土曜の午前中に、体育館や教室などで自由に遊ぶことができる取り組みです。
子どもたちが、学年の違う友達や中学生など、異なる年齢の子どもたちと遊んだり、地域の大人と交流したりして過ごすことができます。
利用料は無料です。
参加できるのは、該当する小学校区に住む人です。
住んでいる地域の小学校でふれあいスクールが実施されているかどうかは、新潟市ホームページで確認してください。

問●新潟市生涯学習推進課
tel.025-226-3277