新進気鋭のIT企業が多数、新潟にオフィスを構えている
ここ数年、新潟県内に拠点を構えるIT企業が増えているのをご存じでしょうか? 首都圏からのアクセスのよさ、教育機関の充実ぶり、勤勉な県民性など、新潟という立地の特徴や人材確保といった面で多くのIT企業からの注目を集めているのです。
では、どんな企業があるのでしょうか? 2020年11月に新潟市中央区のプラーカ内にあるITイノベーション拠点施設、NINNO(ニーノ)に進出したのが株式会社イードア。イノベーションやオープンイノベーションの仕掛け、企業のDX推進などのコンサルティング業務を本業としながら、産官学連携の事業など、県内での採用や若手起業家育成にも取り組み、独自の活動に力を入れている企業です。
新潟進出企業で働くことには、どんな魅力があるのでしょうか? 実際にイードアで働くおふたりにお聞きしました。
ライフステージが変わっても、働き続けられる安心感がある
まずは、アシスタントディレクターを務める武藤ちえりさんです。
「私はもともと新潟市出身です。前職は東京で食品卸会社の事務員をしていましたが、新潟に戻ろうと考えていた時に知ったのがイードアでした。新潟にいながら東京の会社の仕事ができる点に興味を持ちました」。普段は東京にいるコンサルタントのアシスタント業務を担当する武藤さん。新潟で働き始めてまず魅力に感じたのが「通勤時間がかからないこと」だったそう。前職は都内で1時間近くかけて通勤していたそうですが、今は10分ほど。その分、仕事に集中して取り組めているそうです。「企業と行政のマッチングイベントなどを実施して、地域との共創や社会貢献に通じる部分にも、仕事のやりがいを感じています」。
実は武藤さん、2024年春に出産を控えています。イードアには子育てをしながら働く女性スタッフが多いことも心強いといいます。
「近くには実母もいますし、リモート勤務もできるので安心です。新潟なら仕事と子育て、趣味を楽しむ時間も確保できるのもうれしいですね」。
最近はキャンプに夢中! 新潟の自然の中で味わう料理とお酒が最高だと話してくれました。
新潟での出会いや仕事を通じて、生活の質が向上
続いては2023年8月に入社した千葉県出身の福田守真さん。前職では旅行サイトの企画営業を経験し、九州で働いていたそうで、新潟は縁もゆかりもなかったといいます。
「イードアの事業内容でもある事業のコンサルティング、中でもスタートアップ企業や新しい事業の包括的な支援は、私が35歳までにやりたい仕事のひとつでもありました」。初めて訪れた新潟は「思っていたよりも都会でした(笑)」と福田さん。新潟では企業のDX推進や伴走型の支援、教育機関と連携したプログラミング教室の企画運営など、多種多様な業務に関わっています。
「NINNOに入居している他社の皆さんと交流することも多く、カフェスペースで一緒に料理やお酒を楽しみながら、仕事の話をする機会もあります。休日は新潟のグルメ探訪とサウナ三昧。燕市の名店、杭州飯店のラーメンもとてもおいしかったです!」。
さまざまなコミュニティに参加することで、福田さんが目標にしていた上質で豊かな生活にもつながっているそうです。
「新潟はいい意味で人と人との距離が近く、連携が取りやすいことから、新しいものやことが生まれやすい環境でもあります!そして、何よりご飯もお酒もおいしく、人もいい。居心地のよさも魅力です」と語ってくださいました。
では、新潟支社で求める人物像はどんな方なのでしょうか? イードアの新潟支社長の石川翔太さんはこう話します。
「地域×イノベーションへ関心がある方。仕事が好きで、仕事を通して社会の変革を願う方。やったことがないこと、新しいことに物怖じせず勉強とチャレンジを続ける意欲のある方を求めております。新潟支社は立ち上がって3年。ちょうど立ち上げ期が終わったくらいのタイミングで、次はより組織的に価値を広く届けていくフェーズになります。これまで仕組みにされていなかったものを、広く届けるための形にしていくようなベンチャーフェーズへ関心のある方を求めています」。
にいがた進出企業で働くメリットとは?
〇首都圏に行かずとも、新潟にいながらIT業界をリードする企業で働き、最先端の技術に触れながら仕事ができる
〇給与は東京と同水準にしている企業も多く、東京で働くのと同じ収入が得られることもある
〇リモートワークなどを導入している企業も多くワークライフバランスを充実させやすい
このように地方ではなかなか難しいことでも、進出企業なら可能になりますし、その多くが今、新潟で一緒に働く人たちを求めているのです。新潟で自分らしく働けるにいがた進出企業に、ぜひ注目してみてください。
DATA
- 問い合わせ先
- 新潟県産業労働部 産業立地課
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-280-5248