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口の病気(虫歯や歯周病)は体の健康をも脅かす!? 日頃のセルフケアをしっかりしよう

口の健康でいつまでも元気に

  • 情報掲載日:2023.06.05
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

 

皆さん、しっかりと毎日、歯を磨いていますか?

6月4日〜10日は「歯と口の健康週間」です。

この週間は、歯と口の健康に関する正しい知識を普及啓発する期間です。歯科疾患の予防に関する適切な習慣の定着を図り、その早期発見、早期治療などを徹底することにより歯の寿命を延ばし、国民の健康の保持増進に寄与することを目的としています。

当たり前のようにある「歯」は、たくさんの役割を持っており、歯を失って、初めてその大切さに気づいたという人も多くありません。いつまでも健やかに暮らせるよう、この機会に口の健康づくりに取り組んでみましょう!

今回は、口の健康の大切さをはじめ、今すぐできるセルフケア、そして新潟市が行なっている取り組みなどを詳しく紹介していきます。口の病気は体の健康を脅かす・・・!?

 

★どうして口の健康が大切なのか?

●口の病気は「虫歯」と「歯周病」がある

口の病気には、主に「虫歯」「歯周病」があります。

歯のカルシウムが溶かされて穴が開いてしまうのが虫歯。虫歯は、虫歯菌が口の中の食べ残しを分解するときに発生する酸が原因で起こります。食べ物などの糖質が分解されて酸となるため、砂糖を含む物を頻繁に食べたり飲んだりする人は虫歯になりやすくなります。

歯周病には、歯肉炎と歯周炎があります。歯茎に腫れや出血が起こる歯肉炎から始まり、悪化すると歯を支える骨が溶けて歯が抜ける歯周炎になります。歯周病は、歯と歯茎の隙間の歯周ポケットで増殖する歯周病菌が出す毒素が原因で発症し、放置すると症状が進行してしまいます。

 

●口の病気は体の健康を脅かす!?

虫歯と歯周病は、全身の健康にも影響します。

歯を失うことで食べられる物が限られて低栄養になったり、咀嚼ができず脳への刺激が少なくなることで認知症の悪化などにつながったりします。また、歯周病にかかると歯周病菌が出す毒素が血管を通って全身に巡り、尿病や心筋梗塞脳梗塞などの大きな病気の発症・進行リスクが高まります。現状では、歯周病に即効性のある治療法はありません。

さらに歯周病は、自分では初期症状に気が付かないことが多く、気付いた時には症状がかなり進行している場合もあります。10〜20歳代など若くても、歯周病の入り口である歯肉炎にかかる人は多いので、セルフケアをきちんと行なうことが大切です。

●定期的な健診で予防をしましょう

口の健康を守るために重要なことは、予防と早期発見です。

少なくとも年に1回は歯科医院の定期健診を受け、口の状態を診てもらいましょう。成人の定期健診では、まず歯周ポケットの深さや歯茎の炎症などを確認し、歯周病の検査をします。その後、歯垢を赤く染め出して患者さん自身に汚れの付着を見てもらい、日頃のセルフケアのアドバイスをします。最後に、歯石取りなどのクリーニングやフッ化物の塗布を行ない終了です。

定期的に健診を受けることで、セルフケアが正しくできているか確認でき、虫歯や歯周病にかかったときの早期発見にもつながります。早い段階で症状を発見できるとスムーズに治療できたり、治療期間や治療費を抑えられたりするメリットがあります。口の健康を保っていつまでも元気に暮らすため、かかりつけ歯科医を持ち、定期健診を受けましょう。

【健康な人生のために成人歯科健診を受診しよう】

新潟市では、40歳と50歳の人を対象に成人歯科健診を実施しています。今年度の対象者には、今年3月に受診券(はがき)を送付しています。委託医療機関に受診券を持参することで、歯科健診を受けることができます(要予約)。ぜひ受診してください。詳しくはコチラから

・受診期間:来年3月31日まで
・費用:500円
・問い合わせ:区役所健康福祉課

 

★自分の歯を守るセルフケア

●全年代向け

【POINT】歯ブラシは優しく小刻みに動かそう

歯ブラシは、毛先が広がらない程度の軽い力で握って動かしましょう。一度に磨く範囲は1~2本とし、小刻みに20回程度磨きましょう。磨く歯の順番を決めると、磨き残しを防ぐことができます。

【POINT】歯磨き後のうがいは軽めにしよう

ほとんどの市販の歯磨き剤には、フッ化物が含まれています。フッ化物が口の中に残るよう、歯磨き剤を使った後は、大さじ1杯程度の水で5秒間のぶくぶくうがいを1回だけするようにしましょう。フッ化物を含むうがい薬の使用も、虫歯予防に効果的です。

【POINT】デンタルフロスや歯間ブラシを使おう

歯ブラシのみで取れる歯と歯の間の歯垢の割合は約6割です。デンタルフロスなどの歯間部清掃用具を併用すると、約9割の歯垢を取ることができます。歯磨き前に歯間部清掃用具を使うようにすると、使用を習慣化しやすくなります。

【POINT】禁煙しよう

喫煙は歯茎の組織を壊し、歯周病菌が増えやすい環境をつくります。医療機関の禁煙外来を利用することで、禁煙の成功率が上がります。

●子ども向け

【POINT】フッ化物の利用を習慣付けよう

歯を強くするため、うがいができるようになる4歳頃からは、フッ化物を含んだ水でぶくぶくうがいをする習慣を付けましょう。また、永久歯が生えそろうまでは歯科医院で定期的にフッ化物を塗ってもらいましょう。

【POINT】甘いおやつの取り過ぎに注意しよう

糖分を飲食する時間・頻度が多くになるにつれ、虫歯になりやすくなります。おやつは1日2回以下にして、時間を決めて取りましょう。

【POINT】小学4年生までは保護者が仕上げ磨きをしよう

小さい子どもは自分だけでは磨き残しが出やすいです。10歳頃までは保護者が仕上げに磨いてあげましょう。

●高齢者向け

【POINT】お口の体操をしよう

口は「食べる」「話す」「表情を作る」などの機能を担っていて、口の健康を保つことは体の健康を守ることにつながります。口も体と同じく、体操で機能を維持・向上させることができます。食事前や入浴時に、継続して「お口の体操」を行ないましょう。

 

 

★子どもの頃から丈夫な歯を保育施設、学校での取り組み

新潟県の12歳児(中学1年生)の1人平均虫歯本数は0.2本で、全国で最も少ないことが分かっています(文部科学省「令和3年度学校保健統計調査」)。新潟市では、子どもの頃から正しい口の知識を身に付けられるよう、保健指導などに取り組んでいきます。

●新潟市の主な取り組み
・市立保育園・幼稚園・小学校など
歯科健診、フッ化物洗口
・市立小・中学校
歯科衛生士による歯科保健指導

問:新潟市保健給食課(TEL.025-226-3206)

DATA

問い合わせ先
新潟市健康増進課
問い合わせ先
電話番号
025-212-8157
リンク
市報にいがた 令和5年6月4日発行 2792号

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