新潟のサウナー男子たちに吉報！　「ついに古町にサウナができた」との情報を聞きつけて早速体験取材をしてきました。

場所は西堀通に面したビルのなか。階段を登って2階に上がると発見！

名前はSAUNA KUMORI（サウナクモリ）。「新潟は曇りの日が多い気候ですよね。ややネガティブなイメージですけど、あえてそれを店名にしたんです。KUMORIで整ったら気持ちはポジティブに晴れになってほしいという思いを込めています」。店内のカラーはもちろん明るめなグレーで統一されています。

そう話すのはオーナーの石川聖也さん。一級建築士であり、普段は住宅の設計を手掛けています。そんな石川さんだからこそのアイデアと新潟らしさが満載のサウナなのです！
入口カウンターやロッカーには県産のブナ材を使用。そして、サウナ室の壁は断熱性の高い安田瓦と魚沼杉を組み合わせて使用するなど、メイド・イン・新潟をとことん突き詰めたサウナなのです。言ってみれば古町のド真ん中で、裸で新潟を体感できる、ということです。

ほかにも糸魚川のガーゼ服のファクトリーブランド、ao（アオ）とコラボしたオリジナルのサウナポンチョを販売するなど、石川さんの新潟＆サウナ愛が詰まっています。

では、早速サウナ室へ。うん、しっかり熱い！　最大6人まで座れる広さで、温度は90～100℃設定。
安田瓦を使ったアーチ状の壁と天井の効果で、どこに座ってもしっかり熱い！　すべてが計算されている！　といった気持ちよさ。フィンランド式で、セルフロウリュウも可能。水風呂はないですがフィンランドから輸入した木製バケツが頭上にセットされたユニークなシャワールームを完備しています。

しっかり体が温まったら、シャワールームでロープをグイッと。頭上からの冷水に思わず「ふぉ～！」と声が出ます。

汗を流した後は、魚沼杉の大きなベンチでゆったりとしたととのいタイム。

「銭湯と同じで、サウナは人と人のコミュニケーションの場だと思っています。たまたま居合わせた人同士で何気ない会話が生まれて、いい汗をかけたら最高だなと。そんな場所を古町に作りたかったんです」と石川さん。
まさにこれから古町の新たな社交場として、サウナ好きを中心に話題になること確実。そして、石川さんの思いも、とっても素敵です。

基本は男性専用施設ですが、月に1日だけ女性利用日があります。ウェブ予約ですべてキャッシュレス決済。古町ですから、おいしい「サ飯」のお店は選びたい放題！　新潟らしさ全開のサウナで、心地よいととのいタイムを～。