月刊にいがたで連載中のジョーイのわ~くわ~く会社訪問!
犬のような生き物・ジョーイが、新潟県内の会社を訪問し、普段は見ることができない企業のすごいところをみんなに紹介するよ!
第9回目は、小千谷市にあるフーゲツに行ってきたよ~
主な登場人物
片貝町の小さな工場から始まり、入れるものに応じた大小さまざまな段ボール製品を作り、大きく成長したフーゲツ。
どうやら、段ボールの家具や遊具といったおもしろそうな製品も作っているらしい!
実際に、どんな風に、どんなものを作っているのか見せてもらったよ。
社員の絆= 段ボール製品の強み!? フーゲツの工場に潜入したよ
はじまりは、お饅頭を入れるような小さい箱から。
昭和48年に今の土地に新社屋を建てたときに、段ボール箱の製造も開始したんだって。
大体の段ボール箱製造会社は大ロットでの受注がほとんどだけど、お客さんが求めれば少ない生産数にも対応することができるのがフーゲツの魅力のひとつだよ。
実際に、段ボール箱がどんな風に作られているか動画を観てみよう!
「水すまし」と呼ばれる運搬担当の存在がいることで、各作業場へのスムーズな連携が取れているよ。
工場案内中に「水すまし」さんをはじめ、色んなスタッフに声を掛けていた製造部長の永井さん。
「楽しみながら仕事をしたいと思っているんだよ」と、工場内は和気あいあいしていたよ。
さらに、その仲のよさは会社全体にも…!
片貝花火で70周年の記念花火を打ち上げた際は、みんなで社長を胴上げしたんだって。
社内はもちろん、お客との会話とワクワクする心を大切にする姿勢が、優れた製品を生み出すんだね!
アイデア光る!おもしろい段ボール商品を紹介するよ
一番気になっていたのが…フーゲツで作っている段ボールの家具や遊具。
これらの製品が気になって今回取材にお邪魔したと言っても過言ではない…!ということで、制作現場へ邪魔したよ。
段ボールの家具や遊具の制作は、設計技術の向上のために約10年前くらいから取り組みがスタート。
主にオンラインショップ「段屋風月」で販売しているよ。
図面作成や段ボールカットは機械を使って行なうけども、製品の組み立てはスタッフが手作業で丁寧に行なっているんだ。
こうして出来上がったのが…
最後にひとことちょ~だい!
お客さんの「ハコぶ」と「演出」の課題を先読みし、新しい製品や設計を提案し続けてきたフーゲツ。
社員ひとり、ひとりの手作業での確認と、たしかな技術力で作り出す製品の数々。
子どもも大人も驚くような段ボール家具や遊具もたくさん生産していて、今後も目が離せないね!