月刊にいがたで連載中のジョーイのわ~くわ~く会社訪問!
犬のような生き物・ジョーイが、新潟県内の会社を訪問し、普段は見ることができない企業のすごいところをみんなに紹介するよ!
第8回目は、新潟市西区にある環境科学に行ってきたよ~
主な登場人物
今回訪れたのは、新潟市西区にある環境科学。
お堅い社名のイメージとは裏腹に、僕たちに癒しを与えてくれる入浴剤を作っている会社なんだ! みんな知ってたかな?
「社員は、温泉ソムリエの資格を持っているんです」と豊島社長。
「温泉愛」にあふれたスタッフがいっぱいの環境科学の裏側をのぞいてみよう!
熱い温泉愛が生み出す入浴剤! 環境科学っていったいどんな会社なの⁉
もともと食品工場の水処理を行なう企業としてスタートしたけど、新しいチャレンジをしてみようという思いから温泉に関する事業が始まったんだって。
水処理事業で培ってきた「水から不純物を取り除く」という発想を転換して、「水に特定の成分を加える」という考えで入浴剤や人工温泉装置の開発を行なっているよ。
入浴剤は、実際に各地の温泉に足を運び、成分からパッケージデザインまでこだわり抜いて開発している。
豊島社長も、各地の温泉を実際に巡っているんだ。
足を運んだ際は、そこの温泉街や温泉の雰囲気や風情からインスピレーションを受けて、新しい製品のアイデアを誕生させているんだって。
こうして全国300ヵ所以上の温泉地や入浴施設に、環境科学の製品が使われているんだよ。
どんな風に入浴剤が作られているか見てみよう!
まずは、研究・開発ラインで行なわれていることを紹介するよ。
環境科学で作る入浴剤は、温泉に含まれている成分をそのまま表現するだけでなく、濃度が高すぎて浴槽を傷めたり、安定した粉の状況を保つことができない状況を作らないように温泉成分を徹底的に分析して、安心安全に使える濃度に配合しているんだ。
ぞれぞれの入浴剤のパッケージデザインも、自分たちでイメージを出し合ってデザイナーさんと相談しながら作っているというこだわりが。
「まずは、手に取ってもらわないと商品のよさを体験してもらえないので、ファーストインプレッションを大切にしています」と企画係長の竹内さん。
プライベートブランドとして開発された、某百貨店で人気の『秘伝湯シリーズ』(写真手前)はレトロ感を演出するために昔ながらの薬屋さんの袋をイメージ。
さらに『自宅湯原料シリーズ』(写真左上)は、各地の温泉のイメージを飽きの来ないイラストで表現するなど、ひとつひとつにしっかりと思いを込めて作っているんだ。
こうして製品とパッケージデザインが固まってくると、いよいよ製造を開始するよ!
原料や資材を細かくチェックし、品質管理を徹底しながら入浴剤の粉を袋詰めしていくよ。
この時に、機械と人の目のダブルチェックで不良品がないか厳重なチェックをしながら検査確認も行なう!
こうして出来上がった入浴剤は、温泉地のお土産屋さんや道の駅、百貨店などで販売されて僕たちの手元に届くんだ。
最後にひとことちょ~だい!
温泉コスメ製品をはじめ、オリジナル商品も販売。
さらにベトナムには、自社開発の人工温泉製造装置が導入されたホテルがあり、世界に日本の温泉文化を届けているんだ!
「入浴剤で全国の温泉を制覇したいです」と豊島社長。
遠方でなかなか行けない全国の温泉“すべて”を、毎日自宅で楽しめる未来もそう遠くないかも⁉
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月岡温泉、越後湯沢温泉、岩室温泉の新潟の温泉地を代表する3ヵ所の入浴剤だよ。
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