世界中で愛されているイタリア生まれのフィアット『500（チンクエチェント）』。そのデザインや世界観をうまく踏襲している電気自動車（以下EV）が『500e』です。

全⻑3,630mm×全幅1,685mm×全高1,530mmと、⽇本の道路環境において扱いやすい5ナンバーサイズボディを採用。国産コンパクトカーと同じくらいで扱いやすそうですね

ボディタイプは3ドアハッチバックと電動開閉式ソフトトップを備えたカブリオレの2種類。

カブリオレモデルはEVでは世界初！　EVならではの静粛でスムーズな走りとオープンエアの楽しさが組み合わされています。

室内に入ってもキュートな世界観がいっぱい！

FIATのロゴをあしらったモノグラムのシート表皮や、トリノの街並みが描かれたスマートフォントレイなど、随所に遊び心が散りばめられています。

ステアリング奥にあるデジタルのスピーカーメーターもかわいいですし、インパネ中央の10.25インチのUconnect ディスプレイも見やすいです。

陽気なイタリアンコンパクトは運転席に座っているだけで気持ちがほっこり！　試乗車はカブリオレの『500e Open』ってことで天井を開けてみました。

一気に開放的な気分に。絶対楽しいじゃん！！

試乗時は猛暑日だったので開けて走らなかったけど、これは最高！

ひとりはもちろん、年齢を問わずカップルでもいいし、家族で乗ってもオシャレファミリーに見えそうです。

開けたときの後ろ姿もかわいい！

さて、続いては注目の走りをチェック。

「P」「R」「N」「D」と並ぶのスイッチから、「D」を押してドライブスタート。

走り出しても好印象はそのままで、コンパクトでキビキビ感があるうえ、EVならではの力強さと重心の低さでスムーズにドライブできます。

ボディ剛性の高さや3つのドライブモードから走りを選べるなど、ガソリン車の『500』とは異なるドライブフィールも印象的。

一方、ステアリングを握っているとなんだか楽しい気持ちになってくる点は共通しています。

なお、コンパクトでありながら、WLTCモードで最大335kmの航続が可能です。

もちろん運転支援機能も充実しており、歩⾏者や⾃転⾞も検知可能なオートマチックエマージェンシーブレーキの標準装備をはじめ、ドライブバーをサポートする安全性能の高さも自慢。

今回『500e』に乗って、EVであっても、ガソリン車であっても、“やっぱりクルマは楽しくなきゃ！”と改めて気づかせれてくれました。

試乗してみたい方は気軽にフィアット／アバルト新潟ショールームまで。