「ゲートキーパー」って言葉を知っていますか?
「ゲートキーパー」って言葉をみなさんご存知ですか?
あまり聞き慣れない言葉なので
知らない人も多いかと思いますが、これを機に覚えてくださいね。
「ゲートキーパー」とは、
“自殺の危険を示すサインに気づいて
必要に応じてその専門家につないで、見守る人”
のことを言います。
分かりやすく言うと「命の門番」っていう意味です。
「ゲートキーパー」になるには、特別な資格は一切不要。
難しいことは必要ないんです。
皆さんの周りで悩んでいる人がいたら、まずは声をかけてあげてください。
その一言がひとりの命を救うかもしれません。
ゲートキーパーの役割について
(1)周囲の人の変化に気づいてあげよう
友達や家族、同僚など、あなたの周囲の方で、
以前に比べて『眠れない』『食欲がない』『元気がなくなった』などの変化はありませんか?
最近、家族と死別した、転勤や配置転換などで職場環境が変わった、引っ越しや結婚、出産などのライフイベントなどもストレスになることがあります。
まずはそれに気づいてあげることが大切なんです。
(2)声をかけ、話を聴こう
あれ? おかしいな?
って、変化に気づいたら
「最近元気がないけど、どうしました?」と声をかけてください。
話しやすい環境をつくり、ゆっくり話を聴いてあげましょう。
相手の話すペースに合わせて、安易に励ましたり、気持ちを否定したりしないようにすることが大切です。
・じっくりと話を聴くこと自体が、極めて重要。
・話を聴くことは悩む人への最大の支援となります。
・悩む人は話を聴いてもらうことで安心できます。
・丁寧に話を聴くことがとても大切です。
一方的なアドバイスより、話をきちんと聴いてあげましょう。
(3)専門の相談窓口につなごう
話を聴いたら、相談できる専門相談窓口を一緒に考えます。
悩み事を解決するために、どこに相談すればいいのか、どこになら相談できそうか、本人と一緒に考え、専門の相談窓口に相談をするように伝えましょう。
どこに相談すれば良いかわからない場合は、新潟県のホームページ「こころの相談 にいがた」で検索してみてください。
悩み事に合った相談窓口が掲載されています。
(4)見守ろう
温かく寄り添いながら、じっくりと見守ります。
必要があればいつでも相談に乗ることを伝えてあげましょう。
気分が落ち込む、不安やつらい気持ちが続くなど、
こころの健康に関する相談窓口
新潟県では「新潟県こころの相談ダイヤル」を設置しています。
専門の相談員が話を聴いて、悩みごとの解決に向けて一緒に考えてくれます。
新潟県こころの相談ダイヤル(毎日24時間受付)
TEL.0570-783-025(ナビダイヤル なやみ なしにいがた)
※相談無料、別途通話料がかかります
DATA
新潟県福祉保健部 障害福祉課
いのちとこころの支援室
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こころの相談 にいがた