12月3日~9日は「障害者週間」です。 新潟市では「障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例」を定め、障がいの有無にかかわらずともに生き、互いを尊重して支え合い、誰もが安心して暮らせるまちを目指しています!
新潟市民の約19人に1人が障がい者手帳を持っているほか、さまざまな理由で日常生活で困っている人がいます。ほんの少しの気遣いが、困り事を解決する大きな力になります。今回は、皆さんが身近な出来事からできることをいくつかご紹介していきます。ぜひできることから始めてみましょう。
【POINT】少しの気付きを行動に移そう!
■バスなどの席を譲る
ヘルプマークやマタニティマークを着けている人や高齢者などに席を譲りましょう。
■視覚障がい者誘導用ブロックの上を空ける
自転車や物があると視覚障がい者がぶつかったり、白はく杖じょうが折れたりして大変危険です。
■多目的トイレの利用は短時間で
オストメイト(内臓疾患患者)や車いす使用者など、設備や条件が整わないと排せつ行為をできない人のため、短時間で利用しましょう。
■マスクを外せないときは筆談する
聴覚障がい者と話すときは、口元を見せましょう。マスクを外せないときは、スマートフォンのメモ機能などを活用しましょう。
■車いす使用者に配慮する
車いすは3cmほどの段差でも進めません。助けが必要かどうか、声を掛けてみましょう。
このような「共生社会」は、皆さん一人一人がそれぞれの役割と責任を自覚し、主体的に取り組むことによりはじめて実現できるものです。障がいのある人とない人が自然に交流して障がい者への理解が広がり、みんなが笑顔になれる世の中になれればよいですね。
DATA
- 問い合わせ先
- 新潟市障がい福祉課
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-226-1238
- リンク
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市報にいがた 令和3年11月21日発行 2755号