「ごみで発電!?」
皆さん、これ知ってましたか?
ごみを燃やした熱が、発電に利用されているんですって! 今回の「新潟市の資源とごみの情報」は、新潟市西区笠木にある新田清掃センターで行なわれている発電の取り組みについて紹介しようと思います。「脱炭素社会」に向けた取り組みです。一緒に学んでいきましょう!
発電のしくみ
実際の発電設備
ごみを燃やしたときに出る熱で水を蒸気にし、その蒸気でタービンを回して電気を作ります。
「タービン」の回転が「発電機」に伝わることで電気ができます。この設備を動かすことで、一般家庭に換算して最大約22,600世帯分の電気※を作ることができます。化石燃料をほとんど使わずに発電できる、クリーンなエネルギーです。
※一世帯あたりの電気の使用量を2,973.6kWh/年として換算
作った電気の使い道は?
ごみ処理施設内や、となりのアクアパークにいがた(温浴施設)で使われます。照明や設備など、施設内で使う電気を全て発電でまかなっています。また、アクアパークにいがたには蒸気の一部も送られ、温水を作るための熱源として利用されています。その上で余った電気は、電力会社(新潟スワンエナジー)を通じて、新潟市内の公共施設や民間事業者に送られています。
地産地消の新電力「新潟スワンエナジー」とは?
先程の説明で出てきた「新潟スワンエナジー」とは、JFEエンジニアリング、新潟市、第四北越フィナンシャルグループが連携して設立した地域新電力会社で、地域の脱炭素化と地域経済の活性化の好循環を生み出すことを目的としています。令和元年11月1日より電力供給を開始し、令和3年2月1日現在、市内で120の公共施設と、8の民間施設へ電力を供給しています。
新潟市は、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」の実現を目指すことを表明しました。また、持続可能なエネルギーの推進や気候変動の影響への適応などを誓約し、パリ協定の目標達成に貢献する「世界首長誓約」に新潟県内の自治体で初めて署名しました。
新潟市は「ゼロカーボンシティ」の実現を目指します
新潟市は、2050年までに二酸化炭素の排出量を実質ゼロとする「ゼロカーボンシティ」の実現を目指すことを表明しました。また、持続可能なエネルギーの推進や気候変動の影響への適応などを誓約し、パリ協定の目標達成に貢献する「世界首長誓約」に新潟県内の自治体で初めて署名しました。ゼロカーボンシティの実現に向け、今後も新潟スワンエナジーによる再生可能エネルギーの地産地消など、地域の事業者、団体、市民の皆さまと共に、温室効果ガスの削減に取り組んでいきます。
Information
- 問い合わせ先
- 新潟市環境政策課/【発電のしくみについて】新潟市循環社会推進課
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-226-1365(新潟市環境政策課)/025-226-1431(新潟市循環社会推進課)
- リンク
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新潟市ごみとリサイクルホームページ(新潟市ホームページ)
サイチョプレス(新潟市ホームページ)