月刊にいがたのレギュラーページ『県内書店員さんおすすめ　〇〇な3冊』、今回は知遊堂 （ちゆうどう）三条店の登場です！

知遊堂 三条店は、県内3店舗を展開する知遊堂グループの1号店。
広い店内は落ち着いた色使いで統一され、カフェも併設されています。

書籍・雑誌、文具いずれも充実の品揃えですが、どの棚にも各ジャンル担当者の個性がいかされているそう。
ぜひじっくりと棚を眺めてみてほしいです！

「三条店は特に本好きのお客様が多い印象です」と小林店長。
数十冊の「買う本リスト」を持参して本を購入するという人もいるのだとか！
品揃えの豊富さが支持されている証拠です。

さて、小林店長は、県内他店での勤務を経て、昨年2月から現職に。
プライベートでは、お子さんと一緒に『すみっコぐらし』にハマり中で、グッズ集めが趣味になっているそうです！

今回は小林店長おすすめの3冊。
見ての通り、癒し系オーラの漂う小林店長がおすすめしてくれた癒し系の3冊をご紹介します！

知遊堂 三条店・小林さんセレクト
“心に元気をくれる”3冊

『すみっコぐらし大図鑑（改訂版）
主婦と生活社
1,650円（税込）

「すみっコ好きのためのバイブル。初心者の入門編にもばっちりの一冊。真ん中よりも、すみっこが落ち着く彼らに思わず共感。そしてその最大の魅力は、悩みや自信のなさを抱えつつ、「それでもいいんだよ」という優しさに満ちた世界観。痛みを知るから、人に優しくなれる。世界が彼らのようになりますように。」

『彼方の友へ』
伊吹有喜 著／実業之日本社
1,870円（税込）

「舞台は昭和初期、少女雑誌の出版社。本がまだ高価だった時代、読者は発売日を待ち焦がれ、色彩豊かな付録は少女たちの宝物だった。戦争の影が濃くなり、閉塞感に満ちてゆく日常。こんな時世に、いやこんな時だからこそ最上のものを！　残された付録が呼び覚ます、主人公の生涯の記憶に胸が熱くなります。」

『図書館戦争』
有川浩 著／KADOKAWA
734円（税込）

「人気作家・有川浩さんの代表作。エンタメ小説としては間違いなく太鼓判。登場人物のテンポのよい会話と躍動感が魅力。また物語内の架空の法律「メディア良化法」の存在は、偏った一方的な正義がもたらす未来を私たちに示唆します。○○警察といった言葉が流行してしまう今の時代に読み返したい一冊。」

何かと心がささくれ立ってしまう日々ですが、小林店長おすすめの3冊を読んで、心をまあるくしてみてはいかがでしょうか。