新潟市の資源とごみの情報です。
今回は「ごみ収集」という仕事について学んでいきましょう。
コロナ禍で社会や生活が大きく変わるなか、廃棄物業務は変わらず暮らしを支えていました。今回は、そんな廃棄物業務の最前線で働く「ごみ収集」の仕事について、株式会社 北地区清総の代表取締役・水野正夫さんに質問形式でお話を伺いました。
★余談ですが、新潟市全体のごみ集積場は15,726ヵ所あります
Q1.新型コロナウイルス感染症が流行していますが、業務内容や心構えなどにどのような影響がありましたか?
日々排出されるごみ袋の中には、使用済みのマスクやティッシュなども多く含まれます。それらがごみ袋からはみ出し、ごみ集積場内に散らばっているケースがしばしば見られます。私たち収集事業者は、「社会基盤を支える重要な仕事」であると同時に、「感染症のリスクが非常に高い仕事」でもあります。我が社では感染症対策として、社員全員でそうしたリスクがある事を再確認し、衛生意識を高めることから始めました。朝礼など社員の集まる習慣を可能な限り減らし、収集業務中は車内に用意した消毒薬で手指を随時消毒。帰社の際には靴底も消毒し、感染防止を徹底しています。
業務上の負担が増えた反面、嬉しいこともありました。それは、市民の皆さんから手紙などで感謝の言葉をいただく機会が増えたことです。こうした声をいただけることは大変光栄ですし、励みになっています。
Q2.収集員の皆さんの感染リスクを下げるために、ごみ出しの際に気をつけることはありますか?
まずは袋をしっかり縛り、マスクやティッシュなどが袋の外にはみ出さないようにしていただきたいです。さらに、その袋を縛る前に、中の空気を抜いていただけると助かります。
袋に空気が詰まった状態で出されると、収集の過程で袋が破れた際に、中身が飛散してしまう恐れがあるからです。
Q3.将来的に展開したい業務や、目指す企業像はありますか?
ごみ収集車は、日々同じ時間帯に一定のルートを走っています。そして全車両にドライブレコーダーを搭載しているので、収集業務をしながら地域の安全パトロールも行なえないかと考えています。そうしたサービスを積み重ねることで、地域の皆さんから親しまれ、愛される企業になっていきたいと思っています。
私たちの業務は、決して華やかに人目を引くようなものではありません。しかし、雨の日も大雪の日も、必ず稼働して街中のごみを収集する、非常に大事な、やりがいのある業務だと思います。これからも「人々の暮らしを支える必要不可欠な仕事である」という事を、日々の業務を通して伝えて行ければと思っています。
やはり、新型コロナウイルス感染症の流行が「ごみ収集」という仕事にも大きな影響を与えてるんだなということが分かりましたね。仕事内容を見てみても、感染症のリスクが非常に高い仕事です。コロナ禍のなかでも、地域に根ざし、暮らしを支える「廃棄物業務の最前線で働く人たち」に感謝の気持ちを忘れずに、私たちもこれから生活していきましょうね。
【危険】電池類が取り外せない製品は「特定5品目」へ
ごみ処理施設において、電池類や小型充電式バッテリーが原因とみられる発煙や発火が頻繁に起こってます。電池類が入ったまま「燃やさないごみ」に出してしまうと、処理過程の衝撃でショートし、発火につながってしまうのです。なので、電池類が取り外せない製品は「特定5品目」に出しましょう!
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Information
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- 新潟市廃棄物対策課
- 問い合わせ先
電話番号 - 025-226-1403
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新潟市ごみとリサイクルホームページ(新潟市ホームページ)
サイチョプレス(新潟市ホームページ)