今回も「資源とごみ」に関するお勉強です。
最近、ごみ処理施設において、
電池類や充電式バッテリーが原因とみられる発煙や発火が頻発しています!
この写真は、新潟市西区の新田清掃センターで行なわれた充電式バッテリーの発火試験の様子です。バッテリーを叩いて衝撃を与えることで、激しく発火する可能性があることが確かめられたんです。とても危険ですね。
というもの、近年、こうした電池類・バッテリーが取りはずせない形で組み込まれた家電製品が多く見られます。それらを「燃やさないごみ」などに出してしまうと、処理過程の衝撃で発火が起こる危険性があるんです。ごみ処理施設内での発火はこの数年で全国的に急増しており、新田清掃センターでも、施設の損傷や火災につながる恐れがある発火件数が、平成29年度に33件であったものが、昨年度は67件、今年度は9月末時点で60件と、大きく増えています。同センターでは発火事故を防ぐため、「燃やさないごみ」を受け入れる段階で、危険な家電製品などを取り除くチェックを行なっています。しかし、新潟市内全域から次々に集まるごみを素早く処理していかなければならず、このチェックにかけられる時間は限られており、危険な家電製品などをここで全て取り除くことは難しい状況なのです。
なので「ごみを出す」私たちの段階で確認して、分別することが大事になってくるんです!
皆さん、心得ておきましょう。
「ごみを出すときちょっと待って!
その製品に、電池やバッテリーが残ってないか確認を!」です。
では実際にどう分別したらよいのか?
まずは、電池類や充電式バッテリーは取りはずしてください!
↓↓↓↓詳細はコチラ↓↓↓↓
取りはずすことができる製品
電池類や充電式バッテリーに多く使用されるリチウムイオン電池は、破損・変形により、発熱・発火する危険性があります。家電の無理な分解は行なわず、特定5品目に出してください。
取りはずすことができない製品
どうでしたか?
電池類や充電式バッテリーを取りはずさないでそのままごみに出すととっても危険ということが分かりましたよね。何度も言いますが、まずは、私たちの段階で確認することが大事です! とにかく、ごみ処理施設の火災の原因になるので、「燃やさないごみ」には出さないようにしましょう。
Information
- 問い合わせ先
- 新潟市循環社会推進課、新潟市廃棄物対策課
- 問い合わせ先
電話番号 -
025-226-1427(新潟市循環社会推進課)
025-226-1407(新潟市廃棄物対策課) - リンク
-
新潟市ごみとリサイクルホームページ(新潟市ホームページ)
サイチョプレス(新潟市ホームページ)