「飼っている犬が他人をかんでしまった」「ペットショップから病気の犬を買ったようだ」「飼い猫が近所の庭を荒した」など、身近に起こりやすいペットトラブル。
「穏便にトラブルを解消したい」「裁判にはしたくない」というとき、相談にのってくれるのがこちら。「中立で公正な調停人が当事者の間に入ります。お互いの気持ちや考えをよく聞き、両者の気持ちを大切にしながら、話し合いによるトラブル解決をサポートします」と、同センター運営委員である行政書士の田中さん。
調停では両当事者にトラブルに至った経緯、状況、事情を十分に語ってもらい、調停人は双方の意見が同じ個所・違う箇所を確認し、一緒に解決の糸口を探し両者が満足できる方法へと導いてくれる。
ほか「自転車事故に関する紛争(※自転車以外の車両との衝突事故は除く)」「外国人の職場環境・教育環境に関する紛争」「居住用賃貸物件に関する敷金返還または原状回復に関する紛争」と4つの専門分野に関する調停を実施している。
調停にかかる申し込み手数料と第一回期日手数料は各4,115 円。
行政書士ADRセンター新潟では、4つの専門分野に関する調停を実施
1.「愛護動物(ペットその他の動物)の紛争」
調停の一例
①飼い猫が他人の家の高い盆栽を壊してしまった…
②犬を動物病院に連れていったらもっと具合が悪くなったようだ…
③近所の飼い猫が私の車に足跡をつけたり爪で傷をつけたりしている…
2.「自転車事故に関する紛争(※自転車以外の車両との衝突事故は除く)」
調停の一例
①自転車同士でぶつかった。相手は大怪我。高い治療費を請求されているが…
②スマホをしながら自転車を運転している学生とぶつかった。相手は学生なので裁判までは…
③自転車で看板に衝突して壊してしまった。看板の位置にも問題があると思うが…
3.「居住用賃貸物件に関する敷金返還または原状回復に関する紛争」
調停の一例
①家賃はしっかり払っていた。それなのに敷金は返ってこないの?
②傷をつけたのは一部でも全額借主の負担なの?
③追加修理代として30万円の請求書がきてしまった…
4.「外国人の職場環境・教育環境に関する紛争」
調停の一例
①20名いる職場のなかで外国人は私ひとり。昼休みや休憩時間も誰も話しかけてこず、なんだか仲間外れにされているような気がする…
②最近気づいたのですが残業代(時間外手当)が日本人と異なっているようだ。社長に相談しても回答がないので、時間をとって話し合いをしたい
③小学3年生の娘が、クラス替えので、仲の良い子と離れ離れになり元気がなくなった。聞いても「なんでもない」と答えるが、どうやらいじめにあっているようだ…
裁判にするほどではないが、話し合いで問題を解決したいという方は気軽に相談を。
小学生、中学生、先生方を対象とした出前授業(無料)を実施
【小学校4~6年生】
(授業の中身)
「よくあるケンカの寸劇」「解決のためのグループワーク」など
【中学生】
(授業の中身)
「ピアメディエーション」「生徒による模擬調停」「グループワーク」など
【先生方】
(授業の中身)
「傾聴の技法」「ニーズを具板的に提示するなど技法の研修」「グループワーク」
Information
新潟県行政書士会 行政書士ADRセンター新潟
- 住所
- 新潟市中央区笹口3-4-8行政書士会館3F
- 電話番号
- 025-248-1038
- 営業時間
- 火木10:00~16:00(来所相談。電話相談は月~金9:00~17:00)
- 休み
- 土日祝休み
- 駐車場
- 5台
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