新潟市中央区の東万代町に本店があり、県内に5店舗を構える文信堂書店の長岡店。
売り場面積をコンパクトにし、7月20日にリニューアルオープン。
駅ナカにあるし、新幹線改札も遠くないから、列車移動の相棒となる本を探すにはうってつけの書店です。
この書店の特徴は、本棚展開の面白さ。
まずはレジ横に設けられた、田中角栄に関する書籍コーナー。一昨年に石原慎太郎著の『天才』がヒットした際、全国放送のテレビクルーがこの棚を撮影しに来たほどのラインナップだ。
また、2003年に自ら命を絶った編集者の二階堂奥歯氏のコーナーにも注目。一時絶版となっていた二階堂氏の作品『八本脚の蝶』を同店スタッフが本屋大賞に推薦したことがきっかけで、2016年に本屋大賞の発掘本部門で大賞を受賞。それと同時期に再版も決定。同本と、それに関する本が並んだ「奥歯コーナー」が設置された。
さらに、サブカルチャーやカルトが好きな店長が好きな本を集めたコーナーも。
版元やジャンル分けだけではない本棚展開をしているから、思いがけない本との出会いがあるかも。
Information
文信堂書店 長岡店
- 住所
- 長岡市城内町1-611-1 CoCoLo長岡内
- 電話番号
- 0258-36-1360
- 営業時間
- 10:00~20:00
- 休み
- 無休
- 駐車場
- P駐車券発行