最近、ニュースや金融系のCMなどでよく耳にする「NISA」という言葉。
「少額投資非課税制度」の愛称が「NISA」で、
要は、いままで投資信託などの売却益や分配金等に対してかかっていた税金が
NISA口座を利用することで、非課税になるという制度のこと。
これによって、投資を行ないやすくなる土壌ができたというわけだ。
さらに、「つみたてNISA」という制度もあり、
こちらは「投資入門編」としてはさらに最適。
毎月定額で少額から運用できるので
今まで「投資」に対して興味がなかった人や、難しそうと思っていた人も
「つみたてNISA」を利用すれば、気軽に投資が始められるというわけだ。
投資に関心がなかった人こそ、知っておくと為になる
「つみたてNISA」について、第四銀行の長井さんにうかがってみました。
よく耳にする「NISA」って何?
「通常、投資信託の売却益や分配金に対して税金がかかりますが、NISA口座を利用するとは非課税になります。この点が使う人にとってメリットであり、大きな特長です。
投資額の上限は一般NISAだと1年間で120万円。これが5年間非課税で運用できるという制度です。
では「つみたてNISA」とは?
「つみたてNISAの場合は、その名前の通り、積立での購入のみで使える、という制度です。
一般NISAの場合は、今日100万で投資信託を買おう、ということができますが、
つみたてNISAは毎月決まった額――毎月1万円とか2万円を12カ月間といった具合に、積立での購入に限って運用できます。
一度お手続きいただけると自動で、毎月積立てられるから便利ですね。
投資の対象となる投資信託は、一定の条件を満たし、金融庁に届出のあった投資信託に限られているので、選びやすいラインナップになっています」。
「つみたてNISA」は若い人に最適!
「一般NISAと比べ、つみたてNISAは20代~40代の方による口座開設の割合が多くなっています。
つみたてNISAは若い方に利用していただきやすいように、少額からの積立・分散投資に適した制度になっています」。
「そして毎月の積立金額も、第四銀行なら1,000円から行なうことができます。
毎年の積立金額は、40万円が上限ですが、40万円の枠を全て使う必要はありませんので、
無理のない金額で、始めてみてはいかがでしょうか?」
基本的に長期スパンの制度なので、目先の相場状況に一喜一憂することはない。
「つみたてNISA」は、投資なんて難しそうだから興味がないという人にこそお勧めできる。
“投資の入口”として、ぜひ。