カツオブシ削り器って新潟で使っている家庭は少ないみたいだけど、「カツオブシでダシをとる」という食文化が根付く太平洋側の地域では、こだわりの人に使われているキッチンツールなんだって。そんなニーズを捉え、この高級感も感じられる商品を3年前から製造販売しているのが三条の山谷製作所だ。本来は、大工道具のかんなのメーカーだが、培ってきた技術を三代目の俊輔氏が転用した。過度な力をかけずにスッと削れるので「子供でもできる」との声も届いているとか。削りたてのカツオブシを楽しむ食のスタイル、取り入れてみてはいかが?
【台屋の鰹節削り器 (別注青紙×ウォルナット)】
15,120円
高級家具に使われる木材のウォルナットと打ち刃物の産地、長岡市与板で作られた「青紙」というハガネを使用。カツオブシ削り器に多い「引き出し式」を廃したことで、コンパクトで機能的に。それでいてオシャレなデザインになった。箱表面の手触りもなめらかで素晴らしい。
【山谷製作所】
主な業務内容:かんななどの大工道具、カツオブシ削り器の製造販売
●三条市東新保12-19
0256-34-5989