「東北復興の半永久的支援」を旗印に、宮城県の食材を使い続けることを決意し９年前に開店。

南三陸志津川直送のタコやアワビ、メカブといった宮城の名産に岩ガキ、のどぐろなどの日本海の旬の魚介をはじめ新潟の幸という両県の美味をふんだんに味わえる。

職人の丁寧な手仕事と熟練した技で仕立てられる看板の寿司や刺身は、素材の味を思う存分に堪能できる逸品だ。さらに塩焼きや煮付けなどの加熱料理にも刺身用のネタを使用するなど、とことんこだわる「魚」に関しては、県内外問わず舌の肥えた食通たちをも魅了。もちろん、そんな真摯な姿勢は、魚以外のメニューからも感じることができる。

しかも『寿司７貫盛り合わせ』（990円税抜〜）、『厳選お刺身６点盛り』（1,100円税抜）など、価格はいたって良心的。

料理とともに豊富に揃えた宮城・新潟の銘酒を楽しめるのもこちらならでは。「街の仲間との和を広げていくことで、ともに古町の活性化のお手伝いができればと思っています」と代表の品田さん。

顔をほころばせ美食と美酒に酔いしれるお客さんたち――。何度も足を運びたくなるのも納得だ。

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この記事は絶賛発売中、新潟大人酒ごはん2021年度版に掲載されたものです。
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