数々の名高い飲食店が軒を連ねる古町。その細い路地裏に隠れ家のように佇む小さなフランス料理店がオープンしたのは2019年10月のこと。

営むのは、約９年間ブラジル、バーレーン、ウクライナの日本国大使館で公邸料理人として各国のVIPに腕を振るってきた泉井シェフ。その腕前は、外務省から優秀公邸料理長として表彰を受けるほどだ。「奇抜なことはできませんが、ひと皿ひと皿手間暇を惜しまず、真心を込めて作ることを大切にしています」と語るシェフが素材選びから仕込みまですべてひとりで行なう。

提供するのは、海外での経験と独自のセンスをいかしながら、食の宝庫・新潟の優れた食材を巧みに取り入れた「新潟フレンチ」。

オーダーは、6,000円（６品・税抜）と8,000円（７品・税抜）のふたつのコースからが基本。内容は月替わりで、季節感に重きを置いたオリジナリティ溢れる皿が並ぶ。一期一会の味わいをワイン片手に愉しみたい。

料理が仕立てられていく過程を目の前で眺めつつ、その音や香りを感じながら食事ができるのはカウンタースタイルならでは。

肩ひじ張らずに過ごせる空間で特別なひとときを。

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