店名を見ると焼鳥屋（？）って思う方もいるかもしれませんが、、
実はこちらのお店、由緒ある日本料理店。

創業は明治15年。今から140年以上前までさかのぼります。
ご主人・樺澤剛一さん（80歳）は4代目。
高校卒業して、長岡市内の仕出し屋で1年、東京で5年修業を積み、
昭和42年にこの地に戻ってきました。

現在は、長年腕を磨いてきた日本料理の味に加え、
自身が作る料理を若い人たちにも気軽に味わってほしいとの思いから、
日本料理の枠にとらわれないメニューも用意している。

こちらのお店は1階と2階ではスタイルが異なり、
1階はカウンター席と小上がりで構成され、
居酒屋メニューなどが手頃な料金で愉しめる「スタンド鳥駒」。

そして、2階は20人くらいでの宴会にも対応できる大広間があり、
コース料理を中心に提供するスペースとなっている。
2階で提供するコース内容は、予算に合わせて対応してくれるので、
気軽にご相談を！

用意する日本酒は三島地域にある2つの酒蔵の酒。
中川酒造『越乃白雁 黒松』は冷やで、
河忠酒造『想天坊』は熱燗で提供。
日本酒のみならず、地元で生産された素材を積極的に取り入れ、
地域と連携しながら長岡市三島の魅力を発信する。

また、80歳になった今でも時間をみつけては、
大好きなゴルフを楽しんでいる元気なご主人に、
仕事をする上での楽しみを聞いてみました！

「1階、スタンド鳥駒のカウンター席に座る若いお客さんとの会話が楽しいですね。若い人からいつも刺激をもらっています。また、今は辞めてしまいましたが、何十年も中学生の野球の審判をやっていました。その中学生が成人をし、結婚をして、子どもと一緒にお店に来てくれる…。昔から知っている子の成長していく姿を見られるのは本当に嬉しく思います」と笑顔で語ってくれた。

長年に渡り、奥様の芳子さんと二人三脚でお店を切り盛りしてきた老舗店。
ご主人が作る珠玉の逸品を堪能し、夫婦の優しい人柄に触れながら、
暮れゆく夜を愉しみましょう！！