シンプルな調理法が特徴の先住民料理から、スペインや中国の影響を受けたものまで多彩な食が揃うフィリピン料理。
主食は米で、醤油や酢で味付けした料理をご飯とともに食べるのが一般的とされています。
今回は新潟では珍しいフィリピン料理を味わえる、食房マリエタを紹介します。
フィリピンの母直伝の酒がすすむ本格料理
昨年8月に食房マリエタを開いた川村シェリーさんはフィリピンの出身。焼鳥やおつまみといった居酒屋料理のほか、ランチタイムには丼や定食を提供しています。
現在メニュー表にはフィリピン料理約10品が並びますが、開店当初はなんとゼロだったそう。
「お客さんに出身地を聞かれた時に、フィリピン料理も食べてみたいと言われて。現地に住む母を呼んで、レシピを教わってイチから練習しました」と川村さんはほがらかに話します。
メニューの中心はフィリピンでよく食べられるという豚肉・鶏肉を主役にしたおつまみ。新潟では珍しいフィリピン料理を食べられると、市外から来店する人も。
川村さんの母の名を冠したこの店から、新潟にフィリピン料理が広まることを期待したいですね。
フィリピン出身の川村さんに、食房マリエタで提供しているフィリピン料理について教えてもらいました!
ポークシシグ
豚の耳やバラ肉、玉ネギを醤油やトウガラシなどで味付けして炒め、鉄板にのせた居酒屋メニュー。
玉ネギのシャキシャキとした食感と豚の耳のコリコリとした食感がヤミツキになります。卵を混ぜ合わせて食べましょう。
濃いめの味付けのため、さっぱりとした味のビールが合います!
パンシット・パラボク
ベニノキから作られる調味料・アナトーで色付けしたエビダシソース
を米麺にかけたあんかけ麺。
マリエタではソースにすり潰した甘エビを使用。ソースから立ち上るニンニクの香りが食欲をそそり、プルプルとした食感の米麺にエビのうまみが凝縮されたソースがよく絡みます。
ルンピアシャンハイ
フィリピンの春巻。サクッ、カリッと軽い歯触りの皮の中には、鶏ひき肉と細かく刻んだ玉ネギやニンジンがぎっしり!
「誕生日パーティーや宴会では必ず食卓に並ぶメニューです」と川村さん。添えられたスイートチリソースを付けて食べるのもおすすめです。
レチョン・カワリ
「レチョン」とは豚を丸焼きにしたフィリピンの伝統料理。それを家庭風にアレンジしたのが『レチョン・カワリ』です。
やわらかく茹でた豚バラ肉を揚げてパリパリ食感に仕上げた一品。鳥レバーのソースに付けて食べるとフルーティさとコクがプラスされておいしさアップします。
この情報は、月刊にいがた2026年6月号に掲載されたものです。
DATA
食房マリエタ
- 住所
- 新潟市東区物見山3-2-5
- 電話番号
- 080-5579-3568
- 営業時間
- 11:00~23:00(LO22:30)
- 休み
- 木曜
- 席数
- 30席
- 駐車場
- 共有
- リンク
- 食房マリエタ インスタグラム

