今年で創業から103年を迎える小竹製菓は、和菓子屋として始まり、戦後には日持ちするパンを焼くなど、時代に合わせて進化してきた老舗です。
パンと和菓子のいいとこ取りをした『笹だんごパン』は、薄皮のパンの中に自家製の笹団子を丸ごと一個入れた人気商品。
多い日には1日で1,600個も製造し、しかもひとつひとつ手作りだというからびっくり!
笹団子の餡は北海道産小豆をブレンドし、パン生地は上越市産コシヒカリの米粉を使用しています。
実は20年前の発売当初から10年間は1日に30個程度しか売れない鳴かず飛ばずの時代が続いたそう。
それでも「このパンは唯一無二」と信じ、改良を重ねた社長の執念が、2015 年の北陸新幹線開業という転機を呼び寄せました。
しかし北陸新幹線開業の直前にトラブル発生!
「パッケージも一新し、新幹線開業の2日前のことです。黒色で発注したはずのパンダが手違いで緑色で納品されたんですよ(笑)」と今もその衝撃を鮮明に覚えている店長の小竹加洋子さん。
数万枚の在庫を前に「これでいくしかない」と腹を括ったところ、お客からは「笹団子らしい色だ」とむしろ好意的に受け止められたというエピソードも。
そんなほっこり(?)トラブルを乗り越え、今や上越名物として愛されています。
この情報は、月刊にいがた2026年3月号に掲載されたものです。
DATA
小竹製菓
- 住所
- 上越市南高田町3-1
- 電話番号
- 025-524-7805
- 営業時間
- 9:00~18:30
- 休み
- 日、月曜
- 駐車場
- 10台


