毎週土曜夕方6時から放送中のNSTスマイルスタジアム。毎月第4土曜には、料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食と人とのつながりを紹介する人気コーナー『とれたて!えいっとレシピ』が放送されています。
今回のテーマは、JA新潟かがやき産「越後姫」です。
1996年に品種登録した「越後姫」は、今年でちょうど30年を迎える記念の年! 県内で生産されたうちの9割が県内で流通されるという、地元民から愛される存在なんです。
新潟の厳しい冬の寒さを乗り越え、大切にじっくりと育てられることで酸味が抜け、強い甘みが引き出されます。とくに春に収穫されるものは、甘みと酸味のバランスが絶妙で、まさに今がおいしい季節です。
さて、そんな旬の「越後姫」を使って、村山先生はどんなレシピを作ってくれたのでしょうか?
五泉市で栽培されている「越後姫」の詳しい特徴や、おいしさを長持ちさせる保存方法については記事の後半をチェック!
『越後姫のマシュマロクリームチョコ』
●材料(6個分)
越後姫…6個
マシュマロ…50g
生クリーム…100g
クッキーまたはビスケット…6枚
チョコレート(コーティング用チョコ)…50g
●作り方
(1).越後姫をさっと洗ってヘタを取る。
(2).チョコレートを刻んで、湯煎にかけて溶かす。越後姫のヘタをとった部分にチョコレートを少しつけて、クッキーに上にのせる。
(3).耐熱のボウルにマシュマロ、生クリーム(大さじ2)を加えてレンジで40秒加熱する。膨れたマシュマロを潰しながらホイッパーで混ぜる。
(4).生クリームを氷水で冷やしながらツノが立つまで泡立てる。粗熱がとれた(3)を流し入れてよく混ぜる。
(5).絞り袋に(4)を入れて(2)に絞る。越後姫が隠れるようにまわりをクリームで覆ったら冷蔵庫で少し冷やす。湯煎したチョコレートをかけて、冷蔵庫に入れて冷やしたら完成。トッピングはお好みで。
ひと口かじると、冷えたチョコのパキッとした心地よい食感。ひんやり柔らかいマシュマロクリームとのコントラストがたまりません!
そして、中からはジューシーな越後姫がまるごと1個登場。甘みと酸味が際立った思わず笑顔こぼれるスイーツです。
JA新潟かがやき産「越後姫」知っトク情報
ここからは今回取材したJA新潟かがやき産「越後姫」について、知っていると役に立つ情報をお届けします。
●栽培方法や風味の特徴は?
「越後姫」は果肉が柔らかく、ジューシーでおいしいいちごです。とくに1~3月にかけては、4Lや3Lといった大粒のものが多く、食べ応えも抜群です。
また、ハウスでは高設栽培を取り入れています。地面から1メートルほどの高さにある実を収穫するため、腰を曲げることなく、楽な姿勢で収穫作業を行なうことができます。
●いつ頃楽しむことができるの?
1~6月中旬に楽しむことができます。
●注目してほしいポイントは?
五泉市で「越後姫」を栽培しているエリアは、清らかな水に恵まれた肥沃で水はけの良い土地柄なので、昔からいちごの露地栽培が盛んに行なわれてきました。
寒さと日照時間の少なさによってゆっくりと実が成熟し、甘みの強い越後姫が育ちます。一番おいしい状態を味わってもらうため、県内の市場にしか出荷していません。
●保存方法について教えて
「越後姫」はとてもデリケートなため、極力触らないようにやさしく扱いましょう。保存する際は、実が重ならないように並べて冷蔵庫の野菜室へ。食べる直前まで洗わないのがポイントです。
●JA新潟かがやき産「越後姫」のおすすめ購入スポットは?
JA新潟かがやき すもと直売所を紹介します。
毎日農家さんから届く新鮮な野菜をはじめ、五泉の特産品も充実しています。
給油所やコンビニエンスストアも隣接しているので、休憩スポットとして立ち寄りやすくて便利です。
JA新潟かがやき すもと直売所
五泉市論瀬5753番地1
tel.0250-43-3130
営業時間/9:30~15:00
定休日/月曜
JA新潟かがやき この一品もおすすめ!
今回のテーマである「越後姫」のほかにも、JA新潟かがやきが今おすすめする特産品を、JA新潟かがやき五泉アグリセンターの土田さんが案内してくれました。
それは、ブランドれんこん「五泉美人(ごせんびじん)」です。
縁起物として正月料理や精進料理に欠かせない食材ですが、実はビタミンCや食物繊維をたっぷり含んだ栄養の宝庫。
五泉市の野菜産地・木越地区で栽培されている「五泉美人」は、肥沃な大地と豊かできれいな地下水のもと、生産者の愛情をいっぱい受けて丹精込めて作られています。
特徴は、みずみずしくて柔らかいのに、サクサクとした心地よい食感。そして、豊かな地下水と泥が付着しない土質によって生まれる、越後美人にも似た肌の白さです。
ブランド里芋「帛乙女(きぬおとめ)」、ブランドねぎ「やわ肌ねぎ」と合わせて『五泉三大美人』と呼ばれています。
菅名岳の清らかな水とJAのサポートが育む! 五泉の極上「越後姫」
今回の『とれたて! えいっとレシピ』では、五泉市で「越後姫」を生産する佐藤さんと、JA新潟かがやき 五泉アグリセンターの釣巻さんに登場していただきました。
今回訪れた五泉市エリアには現在22名の生産者がいます。栽培面積は県内3位、売上金額は第2位を誇る一大産地です。
佐藤さんは、4棟のハウスでなんと12,000株もの「越後姫」を育てています。おいしい理由のひとつが日本酒造りでも有名な菅名岳の水を使っていること。
「越後姫」は水分を多く必要とするため、育苗の段階からこの良質な水をたっぷりと与えて育てているそうです。さらに新潟ならではの寒さもおいしさの秘密。寒い時期にゆっくりと成長することで、甘く大きな実になるのだそうです。
「越後姫」の栽培は7月の苗作りからスタートします 。近年の猛暑でハウス内は40度近くになるため、換気などの対策をしながら夏を乗り越え、10月にハウスへ定植。ミツバチに受粉を手伝ってもらいながら、芽かきや葉かきなど丁寧な手入れを欠かしません。実の成長ペースは太陽と温度次第で、冬場は70〜80日、暖かくなると40日前後で収穫を迎えるそうです。
1~6月中旬まで続く収穫は、家族による手作業。実がとても柔らかく、ハサミを使うと余計な力が入って傷ついてしまうため、爪先を使って優しく手で摘み取ります。1日に300〜400パックを一つ一つ丁寧に収穫しているというから驚きです。
収穫のタイミングにもプロの技術が光ります。気温が低く実が傷みにくい1〜2月は真っ赤になってから収穫しますが、気温が上がり実がさらに柔らかくなる4〜5月は、輸送中の傷みを防ぐために少し若い(白い部分が残っている)状態で収穫するのだそう。
実は、若く見えても糖度は真っ赤なものと変わらず、店頭に並ぶ頃には綺麗な赤色に染まるそうです。
出荷時はパックに詰めますが、その際、見た目が綺麗になるよう実の向きを揃えて並べる配慮も。そこには、佐藤さんの「皆さんにいっぱい食べてほしい」という愛情がたっぷりと込められています。
さて、これほど人気の高い「越後姫」を安定して届けられる背景には、JAや市場との連携があります。
例えば、定期的に行なわれる「目合わせ会」。生産者や市場担当者、JA担当者らが集まり、実物を見ながら出荷時の色の基準を徹底的にすり合わせることで、美しく安定した品質を保っています。
また、気候変動や後継者不足といった課題がある中、農業普及指導センターからの情報提供や、JAと農業普及指導センターの定期巡回指導を受けながら、地域全体で越後姫のブランドを守り続けています。
五泉の「越後姫」についてお話を伺った後、飛田アナと村山先生は収穫対決を楽しみ、もぎたてを試食させてもらいました。村山先生は「甘さの中に酸味があって、口の中が幸せ~! 噛む必要がないくらい柔らかくてみずみずしいですね!」と大絶賛。
一方、飛田アナも「口に入れた瞬間、甘い香りが鼻から抜けて『春が来ました!』って感じです。甘いのにさっぱりしていますね」とおいしさを堪能していました。
最後に、今後の展望について佐藤さんと釣巻さんに教えてもらいました。
佐藤さん・「今は県内での消費が中心ですが、いずれは県外の皆さんにも食べてもらえるようになれば嬉しいですね」
釣巻さん・「五泉市の『越後姫』をもっと広めるために、販促活動をより積極的にやっていきたいと思います。そして高齢化による後継者不足に向けた新規就農対策にも力を入れつつ、現在頑張っている生産者さんにも一層寄り添っていきたいです。若手の佐藤さんには、これからのさらなる活躍も期待しています」
新潟の厳しい寒さと五泉の清らかな水、そして生産者さんとJAの強固なチームワークによって育まれる極上の「越後姫」。ひと口食べれば、きっと春の訪れを感じて幸せな笑顔になれるはず。
皆さんもぜひ、愛情たっぷりに育てられた五泉の「越後姫」を味わってみてくださいね!
注目情報【JA新潟かがやき「越後姫」をプレゼント】
●JA新潟かがやき「越後姫」1箱(4パック入り)を5名にプレゼント! 詳しくは下記『スマイルスタジアム』WEBサイトのプレゼントページへ。※応募締切2026年4月1日(水)
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