長岡市脇野町の良質な水を使った江戸前の本格手打ちそばが味わえるとして、近隣はもちろん遠方からわざわざ足を運ぶ人も多い人気のそば処。
昭和49年、東京にあった同名の名店で腕を磨いた初代が、生まれ故郷である脇野町に店を開き、現在は二代目のご主人がその技と精神を受け継ぎながら、素材選びや製法をさらに磨き上げています。
そばは、脇野町の恵まれた水と、時期ごとに産地や銘柄を選んで仕入れる国産そば粉を使い、そば粉10に対してつなぎ2割を加える「外二」で打ち上げる本格派。
北海道産を中心に最良のそば粉を厳選し、店内にはその日のそば粉の銘柄が掲示されるほど素材への自信が現れています。
ご主人がもっとも大事にしているのは「手ごね・手のし・手切り」という創業以来の技と化学調味料を一切使わないこと。これは絶対に譲れない信念として守り続けており、香り、甘み、のどごしがまっすぐ伝わる一杯に仕上がっています。
さらに、創業時から手打ちで提供しているうどんも評判で、全粒粉入りの小麦粉を使うことでつぶつぶとした粒感が見え、香ばしさと甘い香りが際立ち、「格段においしくなった」と胸を張る自信作です。
そばとうどんの両方を楽しめる合盛りは特に人気で、野菜と海老の天ぷらが付く『梅・合盛り』(1,700円)は初めて訪れる方にもおすすめの満足度の高い一皿。香り高いそばと、もちもちのうどんを交互に味わえる贅沢な組み合わせです。
名物のおろしそばは、だしを豪快にかけて味わうぶっかけスタイル。自家栽培の大根をすりおろした甘みのある大根おろしがそばの風味を引き立てます。
暑い季節には特に食欲をそそり、海老天をのせた『海老天乗せおろしそば』(1,300円)や『納豆そば』(1,100円)も人気を集めています。
温かいそばも根強いファンが多く、季節や気分に合わせて選べる豊富なメニュー構成も魅力です。
店内には蓑や草履など近隣農家さんから譲り受けた民芸品が飾られ、創業当初から変わらない素朴で温かな雰囲気が広がり、ふらりと立ち寄れる気軽さと、どこか懐かしい落ち着きが同居しています。
三島の風土と職人の技がまっすぐに伝わる味を、気取らず、飾らない雰囲気で楽しめる名店です。
DATA
武蔵野そば処
- 住所
- 長岡市脇野町845-3
- 電話番号
- 0258-42-2833
- 営業時間
- 11:30~19:00
- 休み
- 火曜(不定休あり)
- 席数
- 12
- 駐車場
- 8台
- 備考

