中国出身のご夫婦が営む中華料理店の安家（やすや）。
妻の王さんの明るい人柄と、夫の安さんの腕から生まれる確かな味が評判の、地元に愛されているお店です。

多くのメニューがズラリと並びますが、編集部が目を付けたのは『麻婆丼』。
本場中国の味を、新潟っ子の口に合わせてピリ辛にアレンジした一品です。

山椒のきいた麻婆は、「ヒー！辛い！」と声が出るほど刺激的な味わいでしたが、「あれ…？もう辛くない」と、すぐに余韻のあるうまみが口の中に広がって、とってもおいしいんです！

調理法に特徴があって、熱した中華鍋にガラスープを注ぎ、木綿豆腐を投入。（先に豆腐を入れるんです！）

その後にひき肉や水溶き片栗粉、3種類をブレンドしたジャンを合わせて仕上げます。
序盤に入れても豆腐の角が崩れないのは安さんの技術の賜物！

とってもおすすめのお店なので中華な気分の日は、ぜひ安家へ足を運んでみてくださいね！

この情報は、月刊にいがた2025年10月号に掲載されたものです。