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NSTスマスタ「とれたて! えいっとレシピ」

梨が主役のサンド&ヨーグルトゼリー|料理家・村山瑛子の梨レシピ2品

NSTスマイルスタジアム『とれたて! えいっとレシピ“くらしに笑顔を、食卓に新潟の恵みを”』

  • 情報掲載日:2025.09.27
  • ※最新の情報とは異なる場合があります。ご了承ください。

毎週土曜夕方6時から放送中のNSTスマイルスタジアム。毎月第4土曜には、料理家・村山瑛子先生と番組アナウンサーが地元農産物生産者たちを訪ねて、おいしい食と人とのつながりを紹介する人気コーナー『とれたて!えいっとレシピ』が放送されています。

今回は、JA新潟かがやき産の梨を求めて、新潟市南区の白根エリアにやってきました。

この地域は、信濃川と中ノ口川に挟まれた肥沃な大地で、さまざまな種類の梨が栽培されています。

8月頃に収穫される幸水(こうすい)から始まり、豊水(ほうすい)、あきづき、新高(にいたか)、新興(しんこう)などたくさんの梨が作られています。今回は、あきづきの圃場を訪ねました。

ちなみに県内には、江戸時代に参勤交代で幕府に梨を献上したという記録も残っているそうです。梨づくりは300年以上の歴史があるんですね。

白根エリアで作られる梨のおいしさの秘密や選び方、おすすめの購入スポットなどは後半をチェック! まずは村山先生のレシピを紹介します。

『梨のサンド』

●材料(2個分)

米粉の丸パン…2個
梨…1/4個
カマンベールチーズまたはブリーチーズ…20g
生ハム…2枚
バター…5g
黒コショウ…適量

●作り方

(1).パンを半分の厚さに切って(食パンの場合は2枚使う)、トースターなどでカリッと焼いておく。チーズと梨を5ミリ幅に切る。

(2).パンにバターを薄く塗る。チーズ、梨、ハムの順にのせて黒胡椒をたっぷりとかけてパンで挟んで完成。

梨の甘みとハムやチーズの塩味が絶妙なバランスで、奥深い味わいと食感を楽しめる、おしゃれなサンドイッチでした。さて、もう一品はスイーツです。

『梨のヨーグルトゼリー』

●材料(4個分)

【ヨーグルトゼリー】
プレーンヨーグルト…130g
生クリーム…100ml
砂糖…30g
レモン汁…小さじ1/2
ゼラチン…3g
お湯…大さじ2
【梨のゼリー】
梨…1個
水…200ml(A)
砂糖…60g(A)
レモン汁…小さじ1(A)
ゼラチン…3g

●作り方

(1).【ヨーグルトゼリーを作る】生クリームに砂糖を加えて、氷水で冷やしながら泡立てる。すくい上げると生クリームの先端が、やわらかなお辞儀をするくらいの状態(8分立て)にする。

(2).お湯にゼラチンをふり入れてよく混ぜてヨーグルトと合わせる。それを(1)に加えて混ぜ合わせたら、器に流し入れて冷蔵庫で冷やし固める。

(3).【梨ゼリーを作る】梨の皮をむいて1.5センチ角に切る。

(4).鍋に(A)を加えて砂糖が溶けたら火を止め、ゼラチンをふり入れてよく混ぜる。(3)の梨を加え、粗熱が取れたらヨーグルトゼリーの上に流し入れて冷蔵庫で冷やし固める。

梨のシャキシャキとした食感と、ムースのようになめらかなヨーグルトゼリーの融合が印象的。やさしい甘みに思わず笑顔がこぼれるスイーツでした。

JA新潟かがやき産の梨 知っトク情報

ここからは今回取材したJA新潟かがやき産の梨について、知っていると役に立つ情報をお届けします。

●風味の特長は?

今回取材したあきづきは、白根エリアの主力品種のなかでも大人気だそうです。

外観は褐色とふっくらとした丸みが特徴で、その名の通り「月」のよう。糖度が高く、きめ細やかな果肉の食感も相まって、とても甘く感じられます。同時にあきづき特有の芳醇な香りが口の中に広がります。

●いつ頃楽しむことができるの?

あきづきは9月中旬~9月末旬に楽しむことができます。そのほか、JA新潟かがやき管内では、さまざまな品種があり、8月~12月頃まで梨を楽しむことができます。

●注目してほしいポイントは?

あきづきは国が品種改良した梨のなかでも、とくに優秀な品種だそうです。

二十世紀などそれまで主流だった梨が栽培しにくくなったため、白根エリアでは大規模にあきづきを導入。一気に人気品種としての地位を確立しました。

おいしいあきづきを見分けるポイントは、お尻にリング模様があることです。お店で購入する際の参考にしてください。

●保存方法について教えて

冷蔵庫の野菜室で保管すると長持ちします。乾燥を防ぐためラップやビニール袋で包むとよいでしょう。

JA新潟かがやき産の梨のおすすめ購入スポットは?

ファーマーズ・マーケット いっぺこ~とを紹介します。

地元農産物の取扱量が県内トップクラスの直売所には、採れたての旬の野菜が豊富に並んでいます。店内にはジェラート、惣菜、豆腐の工房があり、さまざまな加工品も販売されています。

梨やぶどう、いちじくなど、秋の果物が盛りだくさん。野菜は秋の根菜の時期に入り、さといもやれんこん、だいこん、かぶなどがおすすめです。

ファーマーズ・マーケット いっぺこ~と
新潟市西区亀貝3066
tel.025-211-1831
営業時間/9:30~18:00
定休日/水曜、12月31日~1月4日

JA新潟かがやき この一品もおすすめ!

今回のテーマは梨ですが、JA新潟かがやきが自信を持っておすすめする商品をもう一点ご紹介します。それは、新潟市南区の白根地域発祥「しろねポーク」です。

JA新潟かがやきしろね北アグリセンターの中村さんが案内してくれました
JA新潟かがやきしろね北アグリセンターの中村さんが案内してくれました

肉質はやわらかく、上品な甘みのある脂身がとてもおいしいのが特長。また、地産地消・耕畜連携を大切にしており、豚の堆肥は地域の田んぼに還元されます。そこで収穫された新潟県産の米や米粉が飼料として与えられています。

その安全性が評価され、現在は新潟県畜産協会の「畜産安心ブランド生産農場」に認定されています。さらに、新潟が誇る自慢の銘産品の印である「食と花の銘産品」にも認定されており、根強い人気を誇る白根のブランド豚肉です。

肥沃な大地で育む、未来の担い手が届ける絶品の梨

今回の『とれたて! えいっとレシピ』では、新潟市南区の白根エリアで梨を生産する長谷川さんと、JA新潟かがやきしろね北アグリセンターの中村さんに登場していただきました。

生産者の長谷川さん(写真右から2番目)とJA新潟かがやきの中村さん
生産者の長谷川さん(写真右から2番目)とJA新潟かがやきの中村さん

長谷川さんは、幸水、豊水、新高ほかさまざまな品種を栽培しています。今回訪れたほ場では、今が旬のあきづきが収穫シーズンを迎えていました。今年は生育期の日照時間が長く、甘み十分の当たり年だそうです。

梨の栽培は一年を通して行なわれます。冬の剪定に始まり、春には枝を紐で固定する誘引、そして花粉付けや摘果と、病害虫や強い日差しから実を守るための袋掛けなど、手作業が多く、ひとつひとつの工程に手間と時間がかけられています。

長谷川さんは、そのときどきの作業から四季の移り変わりを感じるそうです。

長谷川さんのほ場には、30年以上前の、祖父の代から受け継がれた木が今も現役で実を付けています。下の写真の木はもともと二十世紀という品種でしたが、あきづきを接ぎ木して実をつけました。

労を惜しまず、おいしい梨を作り続ける長谷川さん。「信濃川が育んだ土壌がよいからこそですね。土地を大事にしてくれた先人の皆さんにも感謝しています」と謙虚に語る姿が印象的でした。

ちなみに生産者の長谷川さんと、JA新潟かがやきの中村さんは同い年だそうです。会話の端々から、ふたりの絆が垣間見えました。

「長谷川さんはムードメーカー的存在ですね。生産者のなかでは若手ですが、しっかりしている方です。作付け面積も多く、たくさん出荷してくださりますし、重要な未来の担い手です」と中村さん。新潟市南区に300軒以上いる生産者のなかでも、最前線で活躍する存在だそうです。

一方、長谷川さんも「分からないこともちゃんと調べて答えてくれる、この地区には欠かせない存在」と全幅の信頼を寄せていました。

お互いをリスペクトし、支え合うふたりの関係が、おいしい梨作りの原動力となっているんですね。

さて、梨づくりについてお話を伺った後、長谷川さんの指導のもと、飛田アナと村山先生は梨の収穫を体験しました。

あきづきの収穫サインは、色やツヤだけでなく、梨のお尻にできるリング状の模様。このリングを目印に村山先生と飛田アナは、立派な梨を収穫しました。収穫したばかりの梨を食べたふたりは、そのおいしさに感動を隠せませんでした。

村山先生・「ジューシーでおいしい! 香りがいいですね。そして上品な味わい!」
飛田アナ・「実がきめ細かくて甘い! 花のようなふわったとした上品な甘い香りが漂いますね」

ちなみに、JA新潟かがやきでは、高糖度の特秀品の梨を『一糖賞』としてブランド化しています。見た目も味も最高級で、贈答用としても人気だそうです。

白根エリアの梨を満喫した村山先生と飛田アナは、最後に長谷川さんと中村さんに今後の展望を尋ねました。

長谷川さんは「安全安心な梨を作ることは当然ですし、これからは県外の人々にも『新潟のフルーツといえば梨』というイメージを広めていきたいですね」と、ブランド力向上への意欲を語ってくれました。

そして、中村さんも「生産者の皆さんは、自分たちの梨はひと味違うという誇りを持って作られていますし、おいしい梨を作り続けていただけるよう私たちもサポートしていきたいです。同時に、時代の流れを把握し、何を作るべきか生産者さんと協力して模索しながら、安全安心でおいしいものを皆さんに届けたいと思います」と力強く語ってくれました。

生産者とJAが一体となり、恵まれた大地で育まれる白根エリアの梨。この秋、ぜひ楽しんでください!

注目情報【JA新潟かがやき産 旬の梨をプレゼント】

●JA新潟かがやき産 旬の梨(5kg)を3名にプレゼント! 詳しくは下記『スマイルスタジアム』WEBサイトのプレゼントページへ。※応募締切2025年10月1日(水)

NST新潟総合テレビ『スマイルスタジアム』番組ホームページ

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