自社工場で作ったそうめんやうどんで知られるまるや君が代。こちらで作った麺を使ったメニューで人気の食事処が、麺処つるりん房です。
そんなつるりん房の夏の名物と言ったら、流しそうめん!
お店裏の小山の中腹に「御幸の森」と名付けられた、流しそうめん専用のスペースがあり、13台のそうめん台を設置。また、つるりん房内には昔ながらのスタイルの流しのそうめん台が3台用意されています。家族で楽しめば盛り上がること確実です!
提供する流しそうめんは緑の色合いが美しい『笹めん』を使ったそうめん。笹粉末とクロレラ入りで健康志向の一品です。
『竹流しそうめん』は980円(麺のみ)、天ぷら付きは1,800円。
流しそうめんのおいしさを決定づけている要因が敷地内に湧き出る水です。
「縄文雪つららの水」と名付けられた水は、新潟県の名水にも指定され、誰でも自由に汲むことができます。この清水の近くに縄文時代中期の集落跡「千石原遺跡」が発掘されたことが、この名前の由来です。夏場でもとても冷たく、飲むとまろやかで雑味のない清らかな水です。
清らかな縄文清水にのって流れてくるそうめんを箸でキャッチ。つゆにつけてすすれば、名水できゅっと締められた麺の歯ごたえと弾力が感じられ、麺自体のうまみが口の中に広がるとともに、清涼感も運んでくれます。
エビのほか、ナス、カボチャ、シシトウなど季節の野菜がいっぱいの天ぷらがさっぱりとしたそうめんにベストマッチ!
流しそうめん専用スペース、御幸の森があるのは三島地区の町並みが眼下に見える高台。ここからのその景色も流しそうめんの楽しさを引き立ててくれるかのよう。
裏山の竹林を抜けて届くそよ風のおかげで、屋外にいるのに真夏でも涼しく感じられます。
まるや君が代の歴史は古く、創業は実に明治18年! 今年で140年を迎える老舗製麺所です。手のべ麺の製造からスタートし、いち早く製麺機械を開発することで、干し麺を中心に生産を続け、世紀をまたいで愛され続ける製麺所になりました。
この地で良質の麺が作られる理由は、裏山より湧き出る清冽な清水、竹林を吹き抜ける適度に湿気を含む風という、麺造りには絶好の条件が揃っているからこそです。
流しそうめんは週末を中心に9月上旬まで実施予定。ぜひ出かけてみよう!
【御幸の森 流しそうめん実施日】
毎週土・日曜、8月1日(金)〜3日(日)、8月12日(火)〜17日(日)。ほか、毎週土・日曜に実施(9月上旬まで実施予定)。
【つるりん房 内 流しそうめん実施日】
毎日実施。木曜は休み。 9月上旬まで実施予定。
DATA
まるや君が代 麺処つるりん房
御幸の森 流しそうめん
- 住所
- 長岡市脇野町2015
- 電話番号
- 0258-41-2288
- 営業時間
- 11:00〜14:30(平日LO14:00、土日祝はLO14:30、15:00まで営業)。御幸の森 流しそうめんは14:00まで
- 休み
- 木曜(8月14日木は営業)
- 席数
- 22席(御幸の森 流しそうめんは40席程度)
- 駐車場
- 15台
- リンク
- まるや君が代 麺処つるりん房
- 備考


