【手作りパンの店サン・フォーレット】「お蔵入り」した製造困難な食パンとは!?

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「お蔵入り」した製造困難な食パンとは!?｜三条市

手作りパンの店サン・フォーレット

車通りの多い幹線道路沿いではないにも関わらず、ひっきりなしにお客が訪れる人気店のサン・フォーレット。

サン・フォーレットで販売されている、編集部注目の「生食感」のパンといえば、『蔵食パン』です。

見た目はシンプルな食パンですが、水分率は90パーセントにも達し、口にすればしっとりとしたみずみずしい食感に驚かされます。
小麦粉、バター、塩、砂糖、酵母というシンプルな素材だけで構成された生地に、少しずつ水を加えながら丁寧に仕上げ、ひと晩寝かせてから焼き上げるというとても手間のかかる一品です。

このレシピは、先代が晩年にたどり着いたもので、あまりの製法の難しさから一度はお蔵入りになったものの、再現に成功したことで、商品名にはそのエピソードになぞらえて「蔵」の文字が冠されたのだとか。

手に取れば、指の跡が残るほどのしっとりさに驚くハズ！

この情報は、月刊にいがた2025年6月号に掲載されたものです。