創業100余年の老舗割烹料理店。2名から使える雰囲気のいい個室から100名で利用できる宴会場まで用意し、ハレの日の食事、冠婚葬祭、会社の接待とさまざまなシーンで利用されています。

「多くのお客様のおかげで4代に渡り営業を続けさせていただいております。この仕事を繋いでくれた創業者を含むすべての先祖に感謝し、知識と技術を磨いてお客様に感動していただき続けられるように精進していきたいと思います」と言うのは、4代目の大竹啓二郎さん。

3代目の父親に「いい料理を見てこい」と送り出され、東京、新潟の有名料亭で板前として修業し、大覚の暖簾を引き継ぎました。「お客様のニーズに合わせ、素材をいかせているか。作り手としての目的を持っているか。その目的がお客様に伝わっているか。それらを継続できているか」――そんな料理のテーマを常に心に持ちながら作り出す、美しく、繊細で、味わい深い料理の数々を存分に堪能しましょう。

割烹 大覚のオススメはコレ！
季節の味を堪能できる『コース料理』

料理は4,000円のからのコースをおすすめしています。四代目が自信を持っておすすめするのは台の物というメイン料理とお店の定番料理である黒毛和牛のサーロインが付く7,000円のコースです。

それでは、今回紹介したコースではどんな料理が味わえるのかを見てみましょう。
季節によって内容が変わり、提供がないことも多いのでご了承ください。

『大甘鯛と帛乙女の吉野餡掛け』
メイン料理の台の物。整腸作用のある吉野葛で餡掛けした、対馬産で1キロ以上の甘鯛とカリッと揚げた帛乙女（さといも）。一度煮含ませることで帛乙女本来の味わいとなめらかな舌触りを楽しめます。

『黒毛和牛のサーロイン』
品質のもっともいい黒毛和牛のサーロインを贅沢に使用。そのうまみを存分に味わえるよう、そして歯の弱い方でも楽しめるようにやわらかく仕上げています。添え物を一緒に食べると味わいに深い余韻が残ります。

『三崎屋甘酒ぷりん』
コースを締めくくる料理なので「少しでも体の負担を減らし、お客様の健康を願った」という甘酒プリン。栃尾産の無添加甘酒を使った、糀の甘みを楽しめるプリンで、上にはナガノパープルを地酒でコンポートしたものとシャインマスカットがのせられています。

大覚はお酒の種類も豊富です。
『越乃景虎』『越の鶴』という栃尾の酒蔵で作られた銘酒の数々を用意します。飲み比べしたくなるはず！　栃尾の葡萄100%で作ったワインも大好評。さらに鹿児島から取り寄せたこだわりの焼酎もおすすめです。

「料理はお客様に満足していただけるためのひとつのツールですが、あの時の料理がよかった、と心に刻まれる存在になれるよう、お客様に感動をしてもらえる店であり続けたいと考えています」と啓二郎さんは語ります。

大覚で特別なひとときを過ごしてみましょう。