飲みの最後をラーメンでシメるのは吞兵衛の性。

割烹、居酒屋、スナックなど、夜は一層賑わいを魅せる古町。
なかでも古町花街の趣を感じるのが石畳でできた8番町と9番町の西新道です。

めんの坊はそんな西新道と西堀通りをつなぐ小路にひっそりと佇むラーメン店。

営業時間は夕方の6時30分から深夜1時過ぎまで。
この店を飲んだ後のシメと決めている常連であれば「誰にも教えたくない自分だけの隠れ家」と思う人もいるはずです。

店主の猪俣成司さんが作る『Mラーメン』はまさにシメにふさわしい一杯。

なんと具はネギのみ。シンプルな見た目にもかかわらず、定番の『醤油ラーメン』『ブラックラーメン』（各880円）を超える1,100円という価格設定の秘密は、洗礼されたスープにあります。

日本酒と大豆を主軸としたグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸によるうまみ成分たっぷりのスープに、タチウオ、イワシなど選べる8種類の魚醤を合わせることで、各魚醤の豊かな香りが立った奥行きのあるスープが完成する。上の写真は圧倒的人気を博すハモの魚醤。

ハモの芳醇な香りをまとった上品なスープが、お酒を飲み終えた体にやさしく染みわたっていきます。

シメだけじゃなく、1軒目からの利用も！

開店の6時30分から22時までに来店したのなら『醤油ラーメン』『旨塩ラーメン』『ブラックラーメン』の各ラーメンに小鉢、お酒が1杯がセットになった『晩酌セット』（1,300円）がお得！

なおお酒は、レモンサワー、グレープフルーツサワー、緑ハイ、ウーロンハイの4種のいずれか。

ラーメンとお酒をお手頃に堪能しよう！

この情報は、月刊にいがた2024年10月号に掲載されたものです。