耳が聞こえる人も聞こえない人も居心地よく、自宅でも職場でもないサードプレイス（第三の居場所）をつくりたい──そんな倉又司さんの思いに新潟のコーヒー卸会社の鈴木コーヒーが共鳴し、長岡支店内にカフェ、NOBI by SUZUKI COFFEE（ノビ バイ スズキコーヒー）を新設しました。

生まれつき聴覚障害を持ち、音のない世界で過ごす倉又さんがワンオペで運営しています。
メニューは指差しオーダー制で、壁には手話イラストも。

倉本さんは「聞こえに関係なく、私自身も楽しくお客様と交流しながら居心地のいい場にしたいです」と笑顔でメッセージ。
店内はウッディでなごめるカフェ空間で、まさに「心のバリアフリーカフェ」の誕生と言えそうです。

『ハンドドリップコーヒー』（500円）や『エスプレッソトルネド』（600円）ほか、各種カフェメニューを用意。
メニューによってはテイクアウトも可能で、コーヒー豆の挽き売りにも対応しています。
カフェ利用はもちろん、コーヒー豆や関連グッズのショッピングなど、長岡近郊の方は気軽に訪れてみてください。

この情報は、月刊にいがた2024年7月号に掲載されたものです。