糸魚川市青海の国道8号を住宅街に向かって曲がったところに、ひと際目を引くブルーのドアが。

実はこちら、2021年12月にオープンしたカフェなんです。
その名も小さな図書館cafe。
入口のドアを開けた瞬間、棚いっぱいに並んだ本が目に飛び込んできます。

海まで約300メートルというこの場所でカフェを営むのは、館主の八木一志さん。教員を定年退職後、「地域の人がリラックスできる場所を作り、地元に恩返ししたい」という思いから、自身が所蔵する本をいかした土・日曜限定のカフェを始めました。

お店は昭和38年に八木さんの父が建てた納屋を改装したもの。当時の姿を残しつつも、青海という地名にちなんでターコイズブルーを取り入れているのがポイントです。

1階にはふたりでの会話を楽しみやすい開放的な雰囲気の席、そして温かな明かりがぼんやりと灯る席などが用意されています。

階段を登った先の2階の棚には、八木さん著作の書籍や一家お気に入りグッズが並び、どこか懐かしい雰囲気が漂っています。

素敵な店内で味わえるのは、八木さんがサイフォンでいれる3種類のコーヒーとケーキ。

300円のコーヒーに、なんと＋100円でケーキを付けられます。うれしい！

児童書から専門書まで幅広いジャンルが揃う本は、専用の貸し出しカードを記入することで1週間から貸し出しが可能です。
至福のカフェタイムを味わった後は、じっくりとお気に入りの一冊を探してみてはいかがでしょうか？