盛りのいい『刺身定食』などで人気を博した定食店、福ちゃんを覚えていますでしょうか。
2001年に古町12番町にオープン。
刺身や唐揚げ、ショウガ焼き、牛すじ煮など、さまざまな定食を提供。
店主・福井さんが手間暇を惜しまず作り上げる料理のおいしさ、採算度外視のボリュームで、学生からご年輩まで幅広い年代のファンを獲得していました。
が、諸事情により突如営業を休止せざるを得ない状況に。。。
その2年後、東堀通11番町に場所を移し、営業を再開しようとしていたところで、またもさまざまなトラブルが店主・福井さんを襲いました。
まだかまだか…と心待ちにしていたファンも多かったことでしょう。
そんななか、今年2月に福ちゃんがついに店を開けるというニュースが!
最初の閉店から4年半の時を経て、完全復活を遂げることとあいなりました!!
場所は五菜堀沿いの、古町通りと東堀通りの間。
ランチタイムはちょっと早め、10:45から営業しています。
カウンター席とテーブル席、合計12席の小さなお店。
土・日曜は家族連れも多く訪れるとか。
すぐにいっぱいになってしまうので、昼時は外で待ってもらうことも多いそうです。
定食メニューがこちら。
バラエティに富んだラインナップであることがお分かりいただけるでしょうか。
そしてこの価格!
イマドキ1,000円オーバーの定食がないって…ありがたすぎます!!!
こちらが「福ちゃんといえば!」な『お刺身定食』。
その日によって内容は変わりますが、8~10品の刺身が盛り合わせられています!
「新潟の人はこまごま盛ってある方が好きみたい。あえて薄めに切って、たくさんのせています」と福井さん。
ご飯、ガラ汁、小鉢、お新香が付きます。
このガラ汁も評判。
さまざまな魚のうまみが溶け込んでいて、「ご飯が進むガラ汁」という福井さんの言葉通りの味!
日本酒をたっぷり加え、前日からじっくり煮込むことで、骨までやわらかくなり、全部残さず食べられます。
お酒を注文して、刺身をつまみに飲んで、ご飯とガラ汁でシメるなんて人もいるそう(最高!)。
福ちゃんは魚料理だけではありません!
肉料理も人気なんです。
こちらは、アツアツの鉄板で提供される『豚の焼き肉定食』。
豚のバラ肉、モモ肉を250グラムも使用。
ネギ油、ニンニク油で焼いた後、鶏ガラを炊いてとるスープを使った自家製タレをたっぷり注ぎ、ぐつぐつと煮るように作ることでお肉がやわらかく仕上がります。
野菜もたっぷり!
ご飯が足りなくなること間違いなし。
ちなみにご飯は大盛無料、おかわりは+20円、おかわりの大盛りは+50円です。
また、もうちょっと食べたい…(そんな人いるの!?と思いますが、いるそうです)という人のために、『鳥の唐揚げ』(100円)や『もつ煮込み』(150円)、『手作りチャーシュー』(100円)を追加することも可能です。
「待ってたって言ってもらえるのがうれしいです」と福井さんご夫妻。
お客さんに喜んでもらいたいと、少しでも安く、旬の良質な食材を仕入れるために、毎朝何軒もの店をハシゴしているそうです。
ちなみに「めし飲み処」なので飲みもOK!
夜は予約制で、3名から、おまかせ料理に飲み放題が付いて4,000円~(!!)と、こちらも驚きの価格です。
営業は不定休。
ブログで確認のうえおでかけくださいね。
この情報は、月刊にいがた2024年4月号に掲載されたものです。
DATA
めし飲み処 福ちゃん
- 住所
- 新潟市中央区東堀通11-1761
- 電話番号
- 090-3642-7699
- 営業時間
- 10:45~16:00(夜は予約により営業)
- 休み
- 不定休
- 席数
- 12席
- 駐車場
- なし
- 備考