くどうもちやの『さくら大福』
くどうもちやは、薪や木炭を販売する商店として明治期に創業。
その後、米も扱うようになり、近隣に多くあった米農家から米を預かって餅をつくようになったそう。
現在も、子どもの成長を願う『一升もち』や家を新築する際の『上棟式(建前)』で屋根から撒く餅や大福の製造などで地域の人から愛され続けている、地域密着のお店です。
今回紹介する大福は、自家製の小倉あんを包んだ『白』のほか、定番だけでもゴマ、ヨモギ、栃の実、黒米ずんだの5種類。
そこに、夏はレモンピールを使った『レモンあん』、秋は胎内市特産のサツマイモ使った『はるかなたクリーム』という季節の味も加わります。
春には白インゲンを使った白あんに、桜の花の塩漬けなどを加えてピンク色に仕上げた桜あんの『さくら大福』が登場。
大福の上に飾られた桜の花の塩漬けの香りもあいまって、ひと口頬張ると春の香りとやさしい甘さに包まれます。
「持ち帰りやすく、食品ロスを防ぐためにも冷凍で販売しています」と、現店主の娘で販売と広報を担当する熊倉七瀬さん。
皮もあんこもピンク色をした『さくら大福』は4月末頃までの販売を予定しています。
この情報は、月刊にいがた2024年4月号に掲載されたものです。
DATA
くどうもちや
- 住所
- 胎内市本町3-28
- 電話番号
- 0254-43-2252
- 営業時間
- 8:00~17:30
- 休み
- 不定休
- 駐車場
- なし
- リンク
- くどうもちやInstagram