出雲崎町を代表する景観、妻入りの街並み。
風情ある通り沿いに、築推定140年という古民家をリノベーションした新しいお店ができました。

店名は、たわい／茶に逢う（さにおう）。

ひとつの店舗に、ふたつのお店が共存しています。

たわいは、趣きある店内で、季節の野菜をふんだんに用いた食事を味わえるお店。

メニューは『土』（2,500円）と甘味の付く『水』（写真・3,000円）のコースが中心。
コースの内容は月替わり。
「はじまりの茶」から、先付、前菜…と野菜をふんだんに用いた料理が次々と提供されます。
取材した1月の主菜は『県産四つ葉ポークのハンバーグ』でしたが、こうした洋食メニューが登場するのは珍しいそうです。
ご飯は2名以上の場合、土鍋で提供されます。
一品一品しっかりと噛みしめて味わいたい料理ばかりです。

なお、コースは要予約で11時～と13時～の2部制での提供となります。

もう一店舗、茶に逢う（さにおう）は、茶と甘味の店。
併設の蔵を利用したお店です。

日本全国から厳選された茶葉を丁寧に一煎ずつ提供。
日本茶は650円～味わえます。

蔵を利用した3席のみの茶室は予約が必要。
目の前でお茶を入れてもらえる、とても贅沢な空間です。

コース仕立ての「茶会」も予約制で実施。
また、たわいで食事を楽しんだ後に、コースの甘味を、茶に逢うで味わう「蔵のひととき」（コース＋1,500円）に変更することもできます。

甘味のおすすめは写真の『焼きたてのどら焼き』。
写真はバタートッピングで＋100円。
玄米粉を使った焼きたての自家製生地に、バターがゆっくりと溶けていきます。
あんこもたっぷりでうれしい！

なお、蔵以外の席での喫茶利用も可能です。


おいしい食事と日本茶、甘味で、日常を忘れ、ゆったりとした時間に身を任せるひとときを過ごしてみてください。