Pizzeria MAKITAYA(ピッツェリア マキタヤ)は、新潟市江南区のスーパーセンタープラント5内フードコートにあるお店。
そう、フードコートに本格ピッツェリアがあるんです!
迎えてくれるのは、福岡で修業を積んだ店主の岩木雅直さん。
写真の陽気な笑顔からは意外に思えるかもしれませんが、岩木さんはもともと和食の職人。
新潟市のすし割烹店で働き、フグ調理師免許を取得。
その腕をさらに磨くため、福岡へ渡ります。
帰郷した際に地元・新潟のまちが活気を失っていることにショックを受け、地元に貢献したいと一念発起。
フグよりももっと幅広い層に喜んでもらえる料理とは…と考えていたところでたまたまピッツェリアでの仕事の機会を得ます。
それまでデリバリーのピザしか食べたことがなかった岩木さんはその味、そして職人の技術で生み出される技に衝撃を受け、本格的にピッツァ職人を目指すのでした。
そして修業を経て2022年にオープンさせたのがこのお店。
しかしなぜ、フードコート??
「ワンオペでも営業できて、出店費用も光熱費も安く済むから、その分お客様に還元できる。テイクアウト需要が高いので、来店しやすく駐車場台数が豊富なのもいい。ベストな出店場所でした」。
なるほど!!!
もちろん、フードコートとはいえその味は本格!
粗挽きの全粒粉など数種類のイタリア産小麦粉、シチリア産の海塩、水、イタリアビールの酵母のみで作る生地は、地域の人たちの嗜好に合わせフワフワとした食感に。
お客の目の前で生地を手のばしし、薪窯同様の火力を持つガス窯で、焼き加減を目視で確認しながら一気に焼き上げます。
この本格ナポリピッツァが1枚800円から味わえるなんて!
しかも、イートインもテイクアウトも同価格で、イートインの場合は今はスープ、暖かくなってきたらサラダが付いてくるんです!
すごい!!!
イチオシピッツァは『ビスマルク』。
イタリア産モッツァレラとトマト、バジル、削ったグラナパダーノ、卵をのせて焼いたピッツァに、切りたての自家製ハムをトッピング。
具材が織りなす濃厚なうまみに、生地の味や香りが負けていないのがすごい!
さて、実はこちら、新潟県のナポリピッツァ研究者(見習い中)として活動する海津勇元さんがおすすめするお店のひとつ。
海津さんがMAKITAYAおすすめポイントを教えてくれました!
ポイント1
オープンキッチンである
「フードコートの一角にあり、客席から調理の様子がよく見えます」(海津さん)
イント。
本当に目の前で調理してくれるので、子どもたちがよく張り付いて見ているそうです。
「将来ピッツァを焼いてみたいって思ってもらえたらうれしいですね」と岩木さん。
ポイント2
地元の食材を使ったメニューがある
「地元の生産者とコミュニケーションをとっていい食材を仕入れているのもポイント。安心して味わえますよね」(海津さん)
MAKITAYAでは、旬の食材で作る季節メニューが常時2~3種類用意されています。
写真は1月25日(木)から提供される『プリマヴェーラ』(1,300円)。
旬の菜の花のほろ苦さ、自家製サルシッチャの肉感がたまらない、春を感じさせるピッツァです。
このサルシッチャをはじめ、ハムやリコッタチーズ、辛味オイルなど自家製食材が多数使われているのも魅力です。
ポイント3
飾りの鳥にキュン!
「生地で作られた鳥。ピッツァが一段と華やかに見えるし、ひと手間かけてくれているんだなってうれしくなります」(海津さん)
MAKITAYAでは、イートインの場合、ほぼピッツァに生地で作られたかわいい鳥を付けてくれます。
この鳥のファンも多いんです!
(もちろん食べられます!)
さらに、フグ調理師免許を持つ岩木さんが作る魚料理も限定メニューとして登場!
こちらのファンも多いんです!
気軽に行けて、手頃な価格で本格ナポリピッツァを味わえる人気店。
生地がなくなり次第終了ですが、予約も可能です。
ぜひ足を運んでみてくださいね!
DATA
Pizzeria MAKITAYA(ピッツェリア マキタヤ)
- 住所
- 新潟市江南区横越中央8-2-2 スーパーセンタープラント5内フードコート
- 電話番号
- 080-9770-0725
- 営業時間
- 10:30~18:30(生地がなくなり次第終了)
- 休み
- 火曜
- 席数
- 40席(共有)
- 駐車場
- 共有
- リンク
- Pizzeria MAKITAYA Instagram
- 備考