大判焼くまくらの『クロワッサン金魚台輪焼』

新発田市の郷土玩具として知られる金魚台輪。

それをモチーフにしたオリジナルの型を使って焼かれているのが『金魚台輪焼』です。

2010年から販売され、その5年後には写真の『クロワッサン金魚台輪焼』が登場。

当初は寒い季節のみの提供でしたが、お客からの要望で通年提供を始めたということなので、地元の人熱愛の新発田名物といえるでしょう。

中身のあんこは、お母さんのご実家にあたる村上市の和菓子店が北海道産小豆で製造したもの。

店名に冠した『大判焼』とは別に、金魚台輪焼用として調整された『上こしあん』と『上つぶあん』は、ほんのりとした塩気もありながら甘ったるさなし。

ほかにも中身はチョコレートや生キャラメルなどバリエーション豊富で、「子どもはクリーム好きが多いみたいだけど、あんこが一番人気かな」と2 代目の寿和さん。

焼き型にパイシートをのせる前にひとつまみ加えたザラメの甘さが加わったサクサクのクロワッサン生地と、なめらかな口溶けのあんこはちょうどいいボリューム。

作り置きはせず、注文から焼き上がりまで5分ほどかかるので、大量注文や急ぎの場合は電話予約を。

おまけ情報

住宅街の中にあるお店だから分かりづらいかもしれませんが、主要道路に親切な看板が出ているので注意深く行けば迷うことはないと思います