![新しくなった兄弟寿しには看板はなく、営業中には店名が入った行灯が置かれ、お客を迎えます](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/11/6134b812de4c9151384ab2c496dc828b-760x507.jpg)
『ミシュランガイド新潟2020特別版』で二つ星を獲得。
人気を不動のものとした兄弟寿しが移転するというニュースに驚いた人も多かったのではないでしょうか。
「国内、海外からどんな方がいらしても、自信を持ってお迎えできる店を作りたかったんです」――その理由を店主・本間さんはこう話します。
![兄弟寿し 外観。新店は7月にオープン](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/11/38198b599571470fe54a56798a9ed132-760x507.jpg)
鍋茶屋通りに完成した新店舗は、石畳の通りに似合う落ち着いた佇ま
い。
![入口をはいってすぐのところに、かつての店舗で利用されていたカウンターが飾られています。奥にはライトアップされた庭が](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/11/fe9c1ef39ef445cfe0ccca68e8cb7a72-760x507.jpg)
期待に胸躍らせながらアプローチを抜け、客席に足を踏み入れると、背筋が伸びるような緊張感とほっと心が安らぐような温かさを併せ持つ、美しい白木の空間が広がります。
![カウンター8席のみで構成。窓越しに見える中庭も美しい](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/11/c157f2bba8036b4b6b30b2e006f602ce-760x507.jpg)
樹齢200〜300年の吉野桧を用いたカウンターは、桧のまな板と一体化した珍しい造り。
![店主の本間龍史さん。キリリとした印象ですが、お話上手なのでご安心を](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/11/981d46c662d61691baf466beb4880f71-760x507.jpg)
すしを握り、料理を仕立てる本間さんの鮮やかな手さばきを眼前で楽しめます。
「やっていることは変わりませんよ」という言葉通り、旧店舗同様、魚は9割が新潟産、米も調味料も新潟のものにこだわり、そこにひと手間、ふた手間を加えて提供。
![アラの握り。アラは佐渡の漁師が一本釣りしたもの](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/11/c628b615dbd8970a8816c0a53e6ec31f-760x507.jpg)
![南蛮エビは基本的にはその日届いたものを使用。プリッとした食感と極上の甘みを楽しんで](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/11/86dc2429ccbe8ee029ae806d04c9d946-760x507.jpg)
シンプルでありながら洗練された美しさに満ちた新店舗には、素材をいかし細部にまで手をかける本間さんの仕事ぶりに通じるものを感じます。
コースは握り、料理計約20品で20,000円(仕入れにより変動あり)。
完全予約制。
電話に出られないことも多いそうなので、予約はサイトからがおすすめです。
![新店のロゴとして使われている書は、佐渡出身で前文化庁長官の宮田亮平氏によるもの。通路に飾られているのでぜひ注目を](https://tjniigata.jp/assets/uploads/2023/11/1A2A0199-380x570.jpg)
DATA
兄弟寿し(きょうだいずし)
- 住所
- 新潟市中央区東堀通8-1427-2
- 電話番号
- 025-224-9581
- 営業時間
- 18:00~/21:00~(一斉スタート・入替制)
- 休み
- 日曜(ほか不定休あり)
- 席数
- 8席
- 駐車場
- なし
- リンク
- 予約サイト
- 備考