三宝グループのウェブサイトにある「三宝のこだわり」。
その一番最初にあるのが「炒飯にはじまり、炒飯に終わる。」の一文です。
三宝の要ともいうべきチャーハン、そのうまさの秘密に迫ります。
「炒飯技術取得書」取得研修に潜入&試験当日に潜入!
三宝グループが展開する人気ラーメン店・三宝亭。本格的な中華料理の技術が光るバラエティ豊かなメニューが評判ですが、そのクオリティの高さの裏には、社員たちの並々ならぬ努力があります。
それが「炒飯技術取得書」です。
三宝亭の社員はこの取得が必須で、約3ヵ月、100時間ほどの研修を経て、チャーハン作りを極めます。
指導を担当するのは、入社歴27年のテクニカルインストラクター・久保田洋平さん。
「研修を通して基本的な中華鍋の扱い方や火加減、食材の入れ方などを身に着けてもらい、店舗で即戦力として働いてもらいます」。
まずは塩を使って中華鍋を振る練習を行ない、それができるようになるとひたすらチャーハンを炒める日々が続きます。
この研修が終了するといよいよ試験です。
三宝グループの社長や責任者たちの立会いのもと試験を受けるのですが、一発合格率は約30パーセントとかなり難易度が高いんです。
「味のよさはもちろん、手際のよさなど、トータルで合否を決めています」と社長の金子博信さん。
今回試験に挑戦し、無事合格した松原和也さんは「これほど緊張したことはありません。本当にうれしいです」とコメントをくれました。
この研修があるからこそ、どの店舗でも私たちが大好きなあの「三宝亭の味」を楽しめるんだなと感動です。
三宝の『炒飯』おいしさの秘訣
三宝亭は3世代で訪れてもそれぞれの好きなものが見つかるというくらいの豊富なメニュー構成が魅力ですが、「炒飯にはじまり、炒飯に終わる。」と言うほど、『炒飯』は重要で特別な存在。
先ほども説明したように、約3ヵ月の厳しいトレーニングを経て、本物の技術を習得した者だけが厨房に立ち、中華鍋を振ることができるからです。
具材は卵、ネギ、チャーシュー、味付けは醤油ベースといたってシンプルなメニューゆえに、料理人のスキルがそのまま味に表れます。
そのため、多店舗展開するうえで一定のクオリティを保つのはそう簡単ではありません。
鍋の振り方、食材と調味料を入れるタイミングなど、すべての条件が完璧に揃うことで、米ひと粒ひと粒にうまみが染みわたった究極のチャーハンができあがるんです。
ちなみに、白米は通常提供しているものとは別に、かために炊き上げて
少し油を加えたチャーハン専用米を使用。
連日多くのお客で賑わっているにも関わらず、無駄のないオペレーションで提供スピードが速いのもうれしいポイントです。
単品(825円)をはじめ、『半炒飯』(451円)、『煮干し醤油ラーメン』と『半炒飯』がセットになったお得な『三宝セット』(968円)も大好評です。
DATA
三宝亭 亀貝店
- 住所
- 新潟市西区亀貝1401
- 電話番号
- 025-211-0363
- 営業時間
- 11:00~15:30(LO15:00)/17:00~21:30(LO21:00。土・日曜、祝日は11:00~21:30、LO21:00)
- 休み
- 無休
- 席数
- 63席
- 駐車場
- 共有
- リンク
- 三宝亭/さんぽう亭
- 備考
- ※県内計19店舗あり(さんぽう亭含む)