新潟市中央区京王の桜が丘公園向かいに、コーヒーのお店がオープンしました。
店名はDOORS COFFEE WORKS(ドアーズコーヒーワークス)。
「このお店がコーヒーを楽しむ、コーヒーを好きになる入口になれたら」という思いから名付けられました。
白やグレーで統一されたシンプルな店内に、観葉植物や窓枠の緑色がさわやかに映えます。
入口のガラス越しに見える桜が丘公園の木々の緑も、お店の雰囲気のよさにひと役買っています。
店主の斉藤さんは新潟市出身。
大学時代を過ごした秋田でコーヒーの魅力に目覚め、留学先のオーストラリア・メルボルンのカフェ文化に感銘を受けて、コーヒーを生業にすることを決めたそう。
大学卒業後、宮城県のコーヒーショップ、アンカーコーヒーで経験を積み、この夏、故郷・新潟で自らの店を開きました。
コンセプトは「コーヒーの美術館」。
決してコーヒーを作品のように眺めてほしい、というわけではありません。
「美術館って、ふらっと行っても楽しめるし、解説を読んだり周辺知識を調べたりして掘り下げるのも楽しい。コーヒーを飲むことも、それに似ているなって思ったんです」と斉藤さん。
ただコーヒーを一杯飲みに立ち寄るのもいいし、齊藤さんとコーヒーについてのマニアックな会話を交わすのを楽しみに来るのもいい。
どんな人も受け入れてくれる、懐の広いお店なのです。
ハンドドリップコーヒーは600円から。
カウンター上のカラフルなパネルが、その日のラインナップです。
斉藤さんが焙煎した豆と、「ゲストビーンズ」として斉藤さんが選んだ国内のロースターの豆1種類、合計6~7種類が揃います。
斉藤さんに好みの味を伝えながら選んでみてくださいね。
なお、450円で味わえる『本日のコーヒー』も用意されています。
また『ストロベリーアイスラテ』(650円)、『エスプレッソスカッシュ』(550円)といったデザートドリンクもあります。
しかし! DOORSの魅力はそれだけではないのです!
注目はコーヒーのセット。
セットメニューのひとつ『エチオピアエクスペリエンス』は、エチオピアナチュラルという豆で作る3杯のドリンクのコース。
エスプレッソ、ラテ、シェイカーで作るシェケラートを順番に提供してくれます。
1杯目、エスプレッソは香りが滞留するウイスキーグラスで提供。
ひと口含むと、ガツン!と強い味わいに驚きます。
酸味が強い印象です。
2杯目、ラテは1杯目と同じエスプレッソにスチームミルクを加えたもの。
エスプレッソの酸味をミルクが穏やかに包み込み、やさしい甘みが広がります。
3杯目、シェケラートにも1杯目と同じエスプレッソを使用。
シュガーシロップとほんの少しのミルクと氷とともに入れカクテルシェーカーに入れて一気にシェイク!
カクテルグラスに注ぎ、ローズウォーターをしゅっと吹きかけ、バラの香りを加えて提供します。
空気を含ませているので口当たりはまろやか。
エスプレッソの持つ酸味が華やかなバラの香りとよく合います。
このように、3つの味わい方で一杯のエスプレッソを味わうことができるというメニューです。
こんなコーヒー体験、なかなかできませんよね!
なお、現在はエチオピアナチュラルが使われていますが、今後は豆を変えながら提供されていくそう。
何度も足を運んで楽しみたくなりますね!
このほか、異なる豆でいれる2杯のアイスコーヒーのセット『本日の飲み比べ』(750円)、カフェラテの材料を分解した、ラテ、エスプレッソ、ミルクの小さな3杯のセット『エスプレッソフライト』(850円)もあります。
ぜひこれまでにない「コーヒー体験」を楽しんでみてください!
また、店内には販売用の自家焙煎コーヒー豆も並びます。
パッケージのイラストもとってもかわいく、プレゼントにもよさそうです。
新潟土産におすすめのドリップバッグコーヒーも用意されていますので、こちらもぜひチェックを。
DATA
DOORS COFFEE WORKS(ドアーズコーヒーワークス)
- 住所
- 新潟市中央区京王3-5-33 京王ビル101
- 電話番号
- なし
- 営業時間
- 12:00~17:30(9月以降は11:00~19:00、土・日曜、祝日は9:00~)
- 休み
- 無休(9月以降は水曜)
- 席数
- 10席
- 駐車場
- 4台
- リンク
- DOORS COFFEE WORKS Instagram
- 備考