明治20年に米穀商の傍ら麹の製造販売を行い、大正12年には物々交換で得た米や大豆などを使用して醤油や味噌の製造販売をスタートさせた栁醸造。
「まっすぐに、醸し伝える新潟の味。」をコンセプトに掲げ、良質な素材と昔ながらの製法にこだわりながら、おいしくて健康的な発酵食品を届けています。
「昔からの製法を忠実に守りつつ、時代に合った商品を出していきます。生味噌の活用法も伝えていけたら」と話すのは4代目社長の和子さん。
現在、栁醸造は味噌づくりと浅漬けを中心に、発酵の技術をいかしたピクルスやスイーツ、ベーグルなどの商品も手掛けています。
『越後みそ』(1キロ・1,296円)や『天然醸造みそ 無添加』(750グラム・753円)など、味噌は10種ほどをラインナップしています。
なかでも一番人気は『コシヒカリ玄米みそ』(1キロ・1,296円)。
東京の物産展に出店した際、訪れたお客さんの「健康に良い玄米で味噌は作れないか」という声で誕生した商品です。
サッとキズをつけた玄米に麹菌を振りかけて作る玄米みそは、ミネラルやビタミンが豊富なうえ、白米の約10倍もの食物繊維が含まれています。
栁醸造の夏の風物詩、長岡野菜「梨なす」を特製の漬け汁で漬けた『梨なす浅漬』(3個入り680円)は必食。
毎年大好評の逸品です。
一口大にカットして食べるのもいいですが、おすすめの食べ方は丸かじり!
口いっぱいにナスのみずみずしさと甘みが広がります。
実はとてもやわらかく、クセやえぐみも気になりません。
なんとヘタまで食べられちゃう!
新潟のおいしい野菜を若い人たちにもっと食べてもらいたい、そんな思いで生まれたピクルス。
地酒や白ワインビネガー、各種スパイスを独自に配合したオリジナルのピクルス液で、長岡野菜を中心に新潟県産の野菜を漬け込んでいます。
お酒のお供にぴったりです。
店内では甘酒や果物を使ったスムージーを販売しており、カフェ気分でくつろぎながら、お買い物を楽しめます。
あえてスーパーやネット注文ではなく、味噌蔵に足を運んで味噌や漬物を買ってみると新たな発見があって新鮮だと思います。
商品の品揃えも非常に豊富なので、ご自宅用はもちろん、市外・県外の親戚やお知り合いへ渡したくなるギフトが必ず見つかるはず。
栁醸造の発酵食品をぜひご賞味あれ!
DATA
栁醸造
- 住所
- 長岡市吉崎100
- 電話番号
- 0120-118-128(電話受付は土・日曜、祝日不可)
- 営業時間
- 9:30~17:00(土曜は~15:30)
- 休み
- 日曜、祝日
- 駐車場
- 4台
- リンク
- 栁醸造ウェブサイト