長岡名物・洋風カツ丼で知られる老舗レストラン、レストランナカタ。
もうひとつの名物・カレーも訪れたら味わいたい人気メニューのひとつです。

通常の辛さから50倍まで６段階の辛さを楽しめるとあって、全国からその最辛の味を求めて訪れる人も少なくありません。

「”もっと辛くして“というお客さんからの要望を受けて、どんどん辛くするようになったんですよ」と教えてくれたのは、長年接客を担当する風間さん。

20種以上のスパイスと辛みのもとになる真っ赤なカイエンペッパーがカレーソースに溶け込む限界値は50倍の辛さだとか。

せっかくなので『ポークカレー』（７８０円）を50倍（+ 2 1 0円）の辛さで味わってみることにしました。

カレーといえば、断然辛口派の私。
心のなかでは「少し汗をかくぐらいだろう…」と甘い考えでいました。

が、しかし……。

ひと口、ふた口目までは、コクと香り、オリジナルコシヒカリで炊き上げたライスのおいしさにほっこりしていたものの、食べ進めるうちにじわっと吹き出す汗と頭を突き抜けるような辛さを実感。

水をひと口含めば、以降、冷たい水なしでは食べ進めることが困難なほどになりました。

これまでの人生でもっとも辛いカレー。
けれど、その辛さの奥に懐かしい味わいも楽しめました。

ポークやチキン、キーマといった多彩なカレーはすべて辛さの調節が可能。
老舗の味を楽しむならまずは通常の辛さで、激辛好きなら辛さ50倍にぜひ挑戦しよう！