桑取川に沿った細い道を山の奥へと20分ほど車を走らせると、昔話に出てくるような佇まいの古民家が山あいに現れます。

雪国の文化が色濃く残る上越市の桑取谷。
そのもっとも奥に、こちらのカフェはあります。

お店の建物は、10年の歳月をかけて再生された築180年の古民家。
柱や梁といった基本構造は当時のままいかしているそうですよ。

まるでタイムスリップしたような感覚に浸れる店内では、桑取谷の山の恵みとはさ掛け米を味わえる『くわどり定食』や3種類のカレーなどが人気です。

湧き水でいれるコーヒーも、やわらかな口当たりでおすすめですよ。

訪れたら、周りの美しい自然にも目を向けてみてください。

田んぼや庭を見渡すと、そこに咲いている木や花の成長が市街地に比べて1ヵ月ほど遅いことに気づきますよ。

さすが豪雪地域！

四季折々の自然を愛でたり、山里の文化に思いを馳せたり…。

「はるばる時間をかけて来た価値があった～！」
そんなふうに思ってしまう魅力がたっぷり詰まったこちらのカフェは、毎年4月中旬から11月末まで営業しています。

ぜひ足を運んでみてくださいね。