もともとは賃餅(もち米を預かって餅に加工する)のお店で、ヨモギを贅沢に使った『笹だんご』やまんじゅうでも有名な、創業明治40年の老舗店。
『若鮎』の原型とされる『調布』や『ゆべし』などの和菓子も多彩に提供するようになったのは、四代目の暖簾を継ぐ佐久間匠さんが東京の修業先から戻ってきたことがきっかけ。
以来、店頭の作業場で生地を手焼きする『どら焼』も看板商品のひとつになった。
北海道産小豆の渋を2回切った煮崩しあんは、すっきりとした小豆の風味が生地の香ばしさによく合う。
生地が水分を吸収するため、食べる時に最高のバランスになるよう、どら焼き用のあんこはヘラですくうのも難しいほどのやわらかさに仕上げられている。
イチゴ(越後姫)、マーマレード、キウイ、イチジク、リンゴなどの果物と白あんを合わせた季節限定品や、冬に登場する『あんバター』のファンも多く、なかには数十個とまとめ買いする常連さんも。
「そんなにたくさん、食べきれないのでは?」と心配したのだが、
「賞味期限は通常3日ですが、冷凍保存したものを半解凍で、アイスのように食べてもおいしいですよ」と、ちょっと変わった楽しみ方も教えてくれた。
おまけ情報
このどら焼の生地をつかって、パフェ風に仕上げたデザートをキッチンカーで提供することもあるそうですよ〜
出店することが多いのは巻駅前のマキエキマエなど。
出会えたらラッキー!
DATA
良寛堂
- 住所
- 新潟市中央区寄居町332
- 電話番号
- 025-222-0429
- 営業時間
- 9:00~18:30
- 休み
- 日祝休
- 駐車場
- なし
- リンク
- 良寛堂(Facebook)