小千谷市防災公園近くに、シックなグレーの外壁がおしゃれな洋菓子のお店がオープンしました。
店名はPatisserie Ludique(パティスリー ルディック)。
こちら、小千谷の洋菓子店、パティスリーヨシザワが移転リニューアルしたお店なのです。
店内は、木目の床を除けば白一色。
色鮮やかなケーキやマカロンがとてもよく映えます。
シェフパティシエの吉澤未来さんは、小千谷で50年以上続く和洋菓子店・吉沢屋の3代目。
神奈川で洋菓子の修業を積んだのち、帰郷し、実家の工場の一部を利用して、6年半前にパティスリーヨシザワを開きました。
店を開いてすぐに移転する計画を練り始めたと言います。
長年の念願かなってオープンしたお店に付けた店名は「Ludique」。
フランス語で遊び心という意味です。
「ずっと父が楽しそうに仕事をする後ろ姿を見て育ちました。お菓子作りは厳しい仕事ですが、遊び心を忘れずに仕事を続けていきたい、そしてそれを見た子どもたちにもお菓子作りは楽しそうだなと思ってもらえたらいいなと思い、この店名を付けました」と吉澤さんは話してくれました。
店内にもお菓子にも吉澤さんのこだわりがぎゅとっ詰まっています。
ショーケースはかがまずに商品を見られる高さに設定。
ケーキをトレーにのせてショーケースに並べるのではなく、石板にそのままのせることで、その美しい色彩やデザインを引き立たせています。
ケーキは常時18種類ほどを用意。
いずれも「このケーキはこうあるべき」を表現しているそうです。
おすすめのケーキをいくつかピックアップしてもらいました。
手前はイチオシの『クロッカンシュー』(250円)。
新店舗移転後に提供をスタートした新商品です。
シュー生地の上に卵白ベースのクッキー生地をのせることで、ザクザクとした食感に。
中にはカスタードクリームと生クリームがたっぷり詰まっています。
右は『ラフィネ』、左奥は『エクラ』(各570円)。
どちらも鮮やかな色みが目を引きます。
『ラフィネ』は、カシスとフランボワーズのジュレとアールグレイとホワイトチョコのムースの組み合わせ、『エクラ』はフランボワーズのジュレをピスタチオとマスカルポーネのクリームで包んだケーキです。
右奥は『モンブラン』(520円)。
サクサクのメレンゲの土台の上に、フランス産マロンペーストをのせています。
美しいぐるぐる模様は吉澤さんがひとつひとつ手搾りで仕上げているそう!
パティスリーヨシザワ時代から評判だったマカロンも健在。
こちらも色がきれい!
定番10種類に季節限定のフレーバーを加えて提供しています。
ギフトにぴったりの焼菓子も充実。
国産バターを使い、シンプルに作っているとか。
なかでも、高温・短時間で焼き上げた、ボリューム感のあるフィナンシェ(240円)がおすすめです。
さらに5月からはジェラートの提供もスタート予定。
すぐ近くにある小千谷市防災公園で遊んだ後に立ち寄って、ジェラートで体をクールダウンするのもいいですね。
また店内に設けられたカウンターでのカフェ営業も今後行なっていきたいとか。
今後も注目です!
DATA
Patisserie Ludique(パティスリー ルディック)
- 住所
- 小千谷市大字ひ生乙1380-15
- 電話番号
- 0258-89-7090
- 営業時間
- 10:00~18:00
- 休み
- 水曜(ほか不定休あり)
- 駐車場
- 6台
- リンク
- Patisserie Ludique Instagram
- 備考
- ↓↓EMU THREEと同じ敷地内にあります