中華蕎麦 采ノ芽は、新潟市西蒲区巻の旧116号沿いに2021年11月にオープン。
以来、行列必至の人気を誇っています。

臨場感あふれるカウンターライブスタイルの店内はまるで割烹のよう。
席に着くと、店主・大関さんの仕事ぶりを間近に見ることができます。
その表情は真剣そのもの。
一杯一杯に丁寧に向き合っていることがよく分かります。

店内・外観同様、味づくりも和をテーマにしており、「醤油」には鶏と鴨のダシを、「塩」には真鯛と金目鯛のダシを使用しています。

写真は『醤油そば』。

キリリとした味を想像してスープを口に含むと、ふくよかな鶏と鴨のうまみに驚きます。
ダシのとり方に加え、醤油ダレの絶妙なブレンドもその理由。
うまみ、香りのバランス、スープとの相性を考慮して選んだ5種類もの醤油を使っているそうです。

丁寧な盛り付けによる美しい麺線、3種のチャーシュー、彩りを添えるミツバやユズ、仕上げの鶏油が加える艶やかな光沢――細部にまでこだわりが光る一杯です。

こちらは『塩そば』。

真鯛と金目鯛のダシに自家製塩ダレを合わせ、金目鯛の油で仕上げます。

食べ進めるごとにトッピングの鯛のほぐし身のうまみと香ばしさが溶け出し、味わいに深みが生まれます。


醤油、塩ともに、京都から取り寄せる、もっちりとした歯ごたえと喉越しのよさが特徴の特注細麺がよく合います。

また、彩りを重視した、美しいビジュアルも人気の理由です。

ラーメンのおともにおすすめなのが『本日の肉飯』。
日替わりで1～2種類が用意されます。

撮影日のメニューは『豚飯』（350円）。
低温調理チャーシューの角切り、大判の肩ロースチャーシューにネギ、那須御養卵の卵黄をのせ、特製ダレをかけ提供。

薬味の自家製昆布ワサビ（こちらも美味！）で味変を楽しんでくださいね。