「コロナ禍になってから、ひとりでマイペースに作っています」というのは、底なしの創作意欲で次々とオリジナル麺を生み出している店主の布川さん。

両親が経営していた中華料理店をラーメン専門店に変え、化学調味料不使用、麺は自家製麺で提供するというポリシーでお店を営んでいます。

今回紹介するラーメンも布川さんの独創的なアイデアによって生み出された一品。

海苔1帖（10枚分）がそのままトッピングされた見た目のインパクト大な『貝だしらぁ麺』（900円）です。

味やトッピングが仕入れ状況によってメニューの内容が変化する『貝だしらぁ麺』シリーズで、現在提供しているのが上写真のラーメンです。

スープを口に含むと、アサリとシジミのうまみがじんわり。

鍋に貝を入れて沸騰させた後、火を止めてじっくりとダシをとるのが鍵だそう。

目のインパクトはもちろんだが、香りの奥深さが印象的です。

その理由は、仕上げに隠し味としてプラスしているポルチーニオイルを使用しているから！

「香りと味わいにもアクセントを加えてくれるんだ」と布川さん。

ポルチーニオイルの風味を感じた後に、貝の風味がジワジワと口の中に広がる唯一無二の味わいを楽しめます。

麺とセットで注文するとお得になるのが、『ローストビーフ丼 卵黄のせ』。

単品530円で提供のところ、350円で食べることができます。

ステーキソースに自家製のタレをブレンドし、低温調理したローストビーフにかけており、ほどよくお腹を満たしてくれるちょうどよい量が魅力。

老若男女問わず人気のサイドメニューです。

今回紹介した『貝だしらぁ麺』は、食材がなくなり次第提供終了になるので、早めにご来店を。