通り沿いの「マンガ」と書かれた赤い看板と電光掲示板が目を引くこちらの食事処は、2022年で創業34年。

店主が漫画好きゆえにこの店名？

と思いきや、「漫画は子どもから大人まで親しまれているものだから」ということで名付けられたそう。

店内に入ると、ど真ん中に漫画が並んだ本棚が。

「常連さんがいろいろ持ってきてくれるんだよ。お昼時は漫画を片手に食事をしている人が多いね」と店主の小島正喜さん。

小島さんが元々喫茶店を営んでいたということもあり、ドリアやオムライス、クリームソーダといった喫茶店メニューから、定食やラーメンなどのザ・食堂メニューまで幅広くラインナップしています。

「特におやじウケするメニューはどれですか？」と尋ねると「それぞれに常連さんがいるから悩ましいけれど、強いて言えば『しょうが焼き定食』（1,200円）かな」とのこと。

やわらかなショウガ焼きはショウガとコショウがきいていて、丼ご飯がどんどん進みます。

また、年中無休で中休みなしの通し営業というのも魅力のひとつ。

ランチタイムを過ぎるとお客さんの数は落ち着くものの、出前やテイクアウトの注文が入ってきます。

「いつでも。何時でも」は営業マンや運転手、地域の人たちにとって頼もしい存在なんです。